東芝は6日(現地時間)、米ラスベガスで開催中の家電関連見本市「2015 International CES」で、無線LAN機能を持つSDHCメモリーカード「FlashAir III」を発表した。米国では3月に発売し、価格は16GBモデルが79.99ドル、32GBモデルが99.99ドル。

FlashAir III(左から16GBモデル、32GBモデル)

FlashAir」は、東芝が2011年に発表した無線LAN機能を持つSDHCカード。スマートフォンやタブレットなどにワイヤレスでファイルを転送できる。

第3世代となるFlashAir IIIは、新たに「Internet pass-through」(インターネット パススルー)機能を搭載。スマートフォンやタブレットなどの機器に一度ファイルを転送しなくても、無線LANルーター(別売)を通じて、ファイルをインターネット上に直接アップロードできる。SDスピードクラスは「Class 10」に対応。

日本国内での発売については明らかになっていない。