サンケイリビング新聞社が発行する情報紙「シティリビング」は7日、第18回「シティOL川柳大賞2015」の受賞作品を発表した。

同賞は1997年より実施されており、2014年の応募総数は3956句。編集部による2度の審査の後、全国のシティ編集長と特別審査員による最終審査を経て受賞13句が決定した。

第18回「シティOL川柳大賞2015」受賞作発表!

大賞は「壁ドン」ネタに

今回の大賞は「壁ドンに 憧れ今は オフィスのドン」。

詠み人のトントンさん(東京エリア、27歳)は「CMでもよく目にする壁ドン。そんなキュンとする恋愛に憧れるも、彼氏はできず社会人6年目。今では女性社員で自分が一番の先輩です。早く王子様に出会いたい!」とコメントしている。

「ありのまま」「レジェンド」もキーワードに

2014年の応募作は、「壁ドン」「ありのまま」「レジェンド」など時代を現すキーワードとともに、職場の人間関係・恋愛や結婚・将来への不安など、今の働くOLの気持ちを掛け合わせて詠んだ川柳が特徴的であったという。

以下は、入賞作品の一部。受賞作の発表は1月9日付のシティリビング東京ほか全国のシティ紙面、Webで実施される予定。

「お局を 飛び出しとうとう レジェンドに」
「ありのまま さらけ出したら 彼引いた」
「結婚を ダメよダメダメ 言う彼氏」
「目標は むかし寿 いま定年」
「ホロ酔いの 帰りによろけ ひとり壁ドン」
「持ってるの 地位も名誉も マンションも」