1月7日25:05よりTOKYO MX、KBS京都ほかにて放送がスタートするTVアニメ『艦隊これくしょん -艦これ-』より、第1話のキャストコメントと先行場面カットが公開された。

後列左から川澄綾子、タニベユミ、日高里菜、洲崎綾、野水伊織、ブリドカット セーラ 恵美、榊原良子、前列左から東山奈央、佐倉綾音、上坂すみれ、藤田咲、井口裕香、大坪由佳

2013年4月23日にサービスを開始した大ヒットブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』は、駆逐艦、巡洋艦、戦艦といった旧日本軍の艦艇を擬人化した"艦娘"(かんむす)たちを強化育成し、自分だけの連合艦隊を作り上げていく艦隊育成シミュレーション。軍艦を美少女キャラクターに擬人化した本作は、瞬く間に大ヒットを記録し大きな話題となり、満を持してのTVアニメ化は元々がストーリー性のない育成ゲームであるだけに、どのような形でアニメ化されるのか――そして、キャストの中には一人何役も"演じ分ける"声優もおり、ファンの間で大きな注目を集めている。

アニメ『艦隊これくしょん-艦これ-』は、謎の深海棲艦に海を蹂躙され、人類が制海権を失ってしまった世界が舞台。深海棲艦の脅威に対抗できるのは、かつての艦艇の魂を持った"艦娘"と呼ばれる少女たちのみで、深海棲艦に対抗する艦隊の拠点・鎮守府で、共同生活をしながら演習の日々を切磋琢磨していた。物語は、主人公となる特型駆逐艦・吹雪が鎮守府に着任するところからはじまり、彼女を中心に物語が進んでいく。オープニングテーマは、AKINO from bless4が歌う「海色(みいろ)」、エンディングテーマは西沢辛奏が歌う「吹雪」。1月7日25:05よりTOKYO MX、KBS京都ほかにて順次放送がスタートし、「DMM.com」「dアニメストア」「アニメパス」「ニコニコチャンネル」でも配信される。

今回は第1話の先行場面カットと共に、上坂すみれ、藤田咲、井口裕香、佐倉綾音、東山奈央、大坪由佳、日高里菜、洲崎綾、種田梨沙ら第1話のキャストコメントも到着した。キャストコメントは以下より。

――ご自身が演じられる艦娘(たち)のどんなところに魅力を感じますか?

上坂:吹雪はとにかく真っ直ぐで、最初は失敗もしてしまうけれど、意欲は十分! という根性がとても清々しいです。また、艦娘たちは個性派ぞろいですが、ある意味"普通の子"である吹雪がいることでよりそれぞれの艦娘が引き立っているなあ、と感じます。

藤田:アニメの赤城はキリッとしたお姉さんで、皆を導く立場を任されていて、さすが正規空母!! という部分がしっかり描かれています。もちろん、赤城さんのお茶目な部分も描かれていますので、そのギャップが魅力だな~と思ってます。

井口:加賀さんは、ゲームでもアニメでも共通して、クールなところが魅力だと思います。そしてアニメでは、「赤城さん好き。」な気持ちがより強くなっている気がします。どうやら、ツンデレっぽいらしいです。

佐倉:誰一人被らない豊かな個性です。

東山:あらゆる角度から眺めてみて、やはり……特徴的だなと思わされるところですね。見た目やポーズは、おそらくシルエットにしても誰だかすぐ分かりますし、そのディテールにも理由があるので愛着が湧きますよね。台詞についても全く同じで、1行書いてあるだけで誰の言葉か分かるというのはすごいことだと思います。

大坪:艦艇の特徴や史実をかわいく忠実に表しているところ。姉妹艦ごとに違う衣装も最高ですね!

日高:複数のキャラ担当させて頂いていますが、アニメでメインキャラとなる睦月でいうと、とても友達想いでまっすぐな所に魅力を感じます。

洲崎:アニメに登場するキャラで言うなら、第六駆逐隊は個性豊かな少女が4人集まってキャッキャしてるのが最高に可愛いです!!

種田:個性の違う複数の艦を演じているのですが、どのキャラにもこだわりと思い入れがあります! 一番の魅力は、戦闘に勝利し、提督と心を通わせた後の表情の変化でしょうか。戦うだけじゃない、艦娘ならではの反応が可愛らしくてたまりません!

――アニメ『艦これ』の物語や世界観について、魅力を感じる部分を教えてください!

上坂:とにかく、吹雪が輝いていてうれしいです!!! 艦娘たちの日常と戦いの両方が楽しめますし、鎮守府についての細かい描写もあり、ぐっとイメージも膨らみました。

藤田:今までゲームの中でなんとなくクリックしていた出撃や、入渠や、遠征などが映像になるとこうなるのか~としみじみしました。出撃までに艦娘たちがどう思っているのか、どう感じているのか……などゲームにフィードバックすると感慨深いです。そして、みんなとにかく可愛いので、ぜひ動くみんなをみていただきたいです!

井口:やっぱり、アニメになってキャラクターたちが動き! 喋り! 戦う姿は、とても素敵です。艦隊が少女たちで、ははーん! こうやって戦いのシーンを描くのですね! すごい! かっこいい!!! と思いました。

佐倉:ゲーム『艦これ』で皆様が広げてくれた世界観に付加価値をつけた意欲作です。

東山:1人1人の艦娘がかわいくて、とっても新鮮です! 仕草や言葉遣いも、あぁ……こういう風に動くんだ! こういう風に喋るんだ! という発見がいっぱいなんですよね。今まで大切に育ててきた艦娘ならなおさら、あの子の新しい一面を発見! といううれしい気持ちの連続になるはずです。また、ゲームの中では個々に存在していたキャラクターたちが繋がっていくのも面白いです。お互いに何と呼び合っているのか、皆さんにも楽しみにしていただきたいポイントです。

大坪:実在していた艦艇が可愛く描かれているところと、ゲーム内では絡みのないキャラ同士の掛け合いも魅力的です!

日高:ゲームの中では絡むことのなかったキャラクターたちが会話をしている姿を見るだけでも感動してしまいました。そして、吹雪を中心としたキャラクターたちの成長していく姿も魅力の一つだと思います。

洲崎:吹雪の成長や、艦娘同士の心のきずなに魅力を感じます!

種田:ゲームの中では描かれなかった艦娘同士のやり取りが、アニメではしっかりと描かれているのでうれしかったです。それぞれの性能の差や、艦これならではの戦闘シーン、少女の姿をしているからこその悩み等、キャラクターの細かい魅力がつまっています。

――アフレコの感想や、現場の雰囲気を教えてください!

上坂:キャラクターの多さに比べて圧倒的少人数でアフレコしているのがなんだか面白いです。兼ね役が多いと使うエネルギーも多いのか、いつも誰かしら何かを食べている気がします。

藤田:女性ばっかりの現場なのでにぎやかです! 演じる役が多い子もいるので、アフレコが始まると独特な緊張感が漂ってます(笑)。

井口:戦う少女たち! とても華やかです!!! そして、皆さん兼ね役(いや、どれも本役!)がたくさんで大変そうです(笑)。

佐倉:出番が多いと、前日緊張で寝付けません。そんな作品は久しぶりです。現場では、ひたすら集中力と喉の持久力が試されます。

東山:和やか、かつ、冷静という感じでしょうか。アフレコはもちろんお芝居の場ではありますが、感情に没頭するだけでは不十分というか……、改めて冷静さを要する作業だなということを『艦これ』の現場ではことさら強く感じています。例えば、『艦これ』ならでは「役の切り替え」だったり。それぞれの役者さんの職人芸を見ているような、何とも贅沢な空間ですね。

大坪:登場キャラクターは多いのにキャストが少ない!!! 一人何役も演じているので、皆さん本当にすごいな……と尊敬の眼差しで見守っています。自分との掛け合いは面白いですね。

日高:やはり一人がいくつかのキャラを担当するということで、より集中しながらアフレコに挑んでいます。収録の仕方も特殊で、シーンごとに細かく区切りながら行っています。

洲崎:アットホームで和やかな雰囲気です!

種田:複数の艦の声を担当されてる方も多いので、自分と自分の掛け合いみたいな事が起きているのがとても印象的でした。大井と北上の掛け合いが、一人なのに二人の世界で特に面白かったです(笑)。みなさんのキャラへのこだわりも感じるアフレコ現場でした。

――担当されている艦娘をそれぞれ演じるうえで心掛けていることはありますか?

上坂:私は今のところ吹雪のみ演じているので、兼ね役がない分吹雪の色々な表情を引き出せるようにと心掛けています。もし兼ね役があったら……はい、がんばります!

藤田:吹雪が憧れる先輩という立場なので、憧れの対象となれるようにかっこいいところ、強いところ、凛々しいところ……細部に気を使っています。あとは何事も一生懸命な赤城を楽しく演じていればいいかな、と思うので毎回のアフレコを楽しんでいます。

井口:スタッフさんから、加賀さんのクールなところが、あまりキツくなりすぎないように、という注意をいただきました。気をつけています!

佐倉:声の使い分けに気を取られがちなのですが、一人一人の状況の整理や心情の把握など、お芝居としての成立を蔑ろにしないように心掛けています。

東山:皆さんに遊んでいただいているゲームの音声は、今から2年前に収録したものなんです。提督の皆さんは、プレイされている中でおそらくその声を何度も聞いていただいていると思うので、そのキャラクターのイメージを大事に演じていきたいと思っています。一方で、過去の自分の物真似にならないように、せっかく動くキャラクターたちにふさわしい、新しいお芝居をつけてあげられたらいいな、と思っています。

大坪:大井がゲームよりもさらに刺々しいキャラクターになっているので、それを包み込むような北上を演じるように気をつけています。特にこの二人は作中の賑やかしキャラなのでほのぼの演じさせていただいてます。

日高:ゲームでは一人一人で収録を行いますが、アニメではたくさんのキャラクターと関わるので、ゲームでのキャラクター性は維持しつつもキャラクターの表現の幅は広げていけたらいいなと思っています。

洲崎:自分の担当するキャラ同士の台詞の掛け合いも多いのですが、声の違いを明確にしようというよりは、キャラの個性を大切にしようという意識で演じています。

種田:妙高型は四姉妹なので、会話する上でその年齢の差が出るように気を付けていました。駆逐艦はとにかく可愛く元気になど、ゲームの頃からこだわる点は同じだったりします。普段掛け合わないキャラクターと会話する時にキャラがぶれないようにするのが一番大変でした。

――最後にアニメ『艦隊これくしょん -艦これ-』を楽しみにしているファンの方々へメッセージをお願いします!

上坂:アニメはまだ始まったばかりですが、これからどんな展開になるのか提督の皆さんには色々と想像を巡らせつつ期待していただけたらと思います。可憐な艦娘たちの織りなす熱い魂と友情のドラマを是非しっかり見届けてくださいね!

藤田:艦娘たちが、普段どんなふうに生活しているのか、どんな想いで出撃しているのかアニメを見るともっともっと艦娘たちを愛してあげたくなると思います!! すべての提督のみなさまに見ていただきたいです!! よろしくお願いいたします!!

井口:ついに! 『艦これ』アニメ始まります! やったー! どのキャラクターも魅力的に描かれています。アニメでまた新たな魅力を見つけることも、たくさんあると思います。ぜひ見てくださいね。

佐倉:スタッフ・キャストの愛を存分に詰め込んだ、自信を持って送り出せる作品になっています。皆さまにもお楽しみいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします!

東山:スタッフさんもキャストの皆さんも『艦これ』の収録に際しては初めてのことが多くて、私にとってもさまざまな刺激がある現場になっています。皆さんで力を合わせながら、毎週楽しんで作品を作っています。また、『艦これ』は応援してくださる皆さんの力のおかげで、大きなコンテンツになりました。そのプレッシャーを力に変えて、良い緊張感のまま最終回まで駆け抜けていきたいと思っています。今後の展開も、目を離しちゃNo~! なんだからね! よろしくお願いいたします!

大坪:たくさんの提督さんの応援のおかげで、ここまで来ることができました! 動く艦娘たちはさらに魅力的なのでぜひ楽しんでください! これからも個性溢れるキャラクターたちを愛し続けてください! よろしくお願いいたします!!!

日高:アニメ『艦これ』で皆さんにお会いできるのも、応援してくださった皆さまのおかげです。本当にありがとうございます! たくさんの艦娘たちが、どう成長していくのか……。ぜひ最後まで見守ってあげてください。よろしくお願いいたします。

洲崎:ゲームが始まった当時は、まさかアニメになるなんて想像もしていませんでした! 本当に、いつも応援してくださっている提督の皆さんのお陰です!! 映像となって動き回る艦娘たちを見られるのが、とってもうれしいです! 皆さんもぜひ、楽しみに待っていてくださいね! これからも、応援のほどよろしくお願いいたします!

種田:初めて『艦これ』を触れる方にも親しみやすく、ゲームをプレイした方はより楽しめる作品に仕上がっていると思います。アニメでしか描けない展開なんかもたくさんありますので、自分の好きなキャラクターが登場しているかな? なんて確認しながら毎話楽しみに見ていただけるとうれしいです! アニメでも『艦これ』をよろしくお願いします!

(C)2014 「艦これ」連合艦隊司令部