大井川鐵道は1月10~12日と1月16~18日の6日間、受験生や資格試験、昇進試験などの試験合格を祈念するSL列車「合格祈願列車」を運転する。あわせて合格祈願の「護摩木(ごまき)」も販売する。

「合格祈願列車」イメージ(昨年の様子)

「合格祈願列車」には、「合格」にちなんだ五角形の中央に縁起の良い桜をあしらった特製ヘッドマークを掲出。各日とも、新金谷駅11時52分発・千頭駅14時53分着の片道1本の運転となる。

「護摩木」は、願い事などを書いて焚き上げることで大願成就を導くとされる木製の札。護摩壇と呼ばれる炉で炊き上げるのが本来の姿だが、同社では走行中のSLの窯に運転士が投入し、約1,000度の炎で一気にお焚き上げを行うという。同社が販売する「護摩木」は、蒸気機関車が急な坂を登る際にレールにまく「すべり止めの砂」も付き、1枚350円。大井川鐵道新金谷駅前プラザロコSLセンター窓口、新金谷駅、千頭駅にて販売される。