NECパーソナルコンピュータは6日、13.3型モバイルPC「LaVie Z」次期モデルの概要を発表した。商品化は2015年春を予定。同製品は、米国ラスベガスで現地時間1月6日から開幕する、コンシューマエレクトロニクス関連の展示会「International CES」(CES 2015)のレノボ・グループ内ブースで参考展示される。

2-in-1形状の次期「LaVie Z」

今回参考展示される「LaVie Z」次期モデルは2製品。1つ目はクラムシェル型の13.3型ノートPCで、重量は約779g。現行モデルの約795gから16g軽量化した。

2つ目は、ディスプレイが360度回転する2-in-1形状の13.3型ノートPC。重量は約926gで、13.3型の2-in-1 PCで世界最軽量をうたう。

クラムシェル型の次期「LaVie Z」

スペック面では、新たに第5世代のIntel Core iを採用する。2-in-1型の主な仕様は、CPUがIntel Core i7、メモリが8GB、バッテリ駆動時間が約9時間(JEITA 2.0測定法)。クラムシェル型では、CPUがIntel Core i5、メモリが4GB、バッテリ駆動時間が約5.9時間(同)。 ディスプレイは共通で、2,560×1,440ドット解像度の13.3型IGZO液晶を引き続き採用する。ストレージ容量も共通で、約128GBとなる。詳細や価格、正式な発売日などは後日発表される。

2012年6月に登場した13.3型モバイルPC「LaVie Z」は、約875gと13.3型ノートPCで世界最軽量を記録。現行モデルのベースとなる、2013年秋に発売したタッチパネル非搭載の新モデルでは、約795gという軽量化を果たしている。