ハーバーシティ(写真は2008年撮影)

東急モールズデベロップメントはこのほど、香港・尖沙咀(チムサーチョイ)地区の大型複合商業施設「HARBOUR CITY(ハーバーシティ)」に、「SHIBUYA109」の海外1号店を出店することを発表した。

SHIBUYA109の世界観を凝縮して出店

ハーバーシティは、アジアでも最大級の規模と売り上げを誇る大型複合商業施設。九龍半島における商業中心地であり多くの観光客やオフィスワーカー等でにぎわう尖沙咀地区に位置している。

今回の1号店は、"SHIBUYA109パッケージ"形態での出店となる。SHIBUYA109パッケージとは、渋谷の街を代表するシンボルであり、日本のファッションカルチャーのトレンドをけん引してきたSHIBUYA109の世界観をコンパクトに凝縮し、商業施設の中に出店する業態のこと。同施設の3階に約250坪の店舗面積で展開する。開業は2015年秋の予定。

同社は今回の出店により、香港からSHIBUYA109のリアルなファッションカルチャーの発信を目指す。また、アジア地域を中心に世界での知名度とブランド力を向上させるとともに、本拠地である東京・渋谷へのインバウンド施策を東急電鉄と連携を図りながら積極的に推進していくという。