短編『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』と同時上映される実写版『シンデレラ』(2015年4月25日公開)の最新キャラクター・アートが24日、公開された。

『シンデレラ』キャラクター・アートビジュアル

もともと童話である『シンデレラ』は、幸福を夢見る娘が、魔法の力で王子さまのお妃になるという物語で、今では"シンデレラ・ストーリー"という言葉などにも用いられ、だれもが知る代名詞となっていった。そんなディズニー・ラブストーリーの原点である『シンデレラ』が、来春、新たな作品としてよみがえる。

先日予告編が公開され、物語の一部が明らかになったが、このたび、シンデレラと王子が見つめ合う新ビジュアルが公開。メガホンをとったケネス・ブラナーからメッセージも寄せられ、「今の時代を踏まえた上で、ただ待っているだけではなく、何によって幸せになれるかを自分の力で決断していく少女のストーリーを思いつきました。"夢"や"ファンタジー"ではない現実の世界において、自分の道を見つけることがテーマにあります」と、今までとは違うシンデレラを描いていると明かした。

また、「"幸せ"は私たちの内面に存在し、周りの人々や物に左右されるものではなく、自分自身を信じることでもあります。行動にするのは難しいことですが、"行動する"ことこそが、人生の課題を乗り越えていくことができるんです」と話し、「困難や逆境に直面したとしても、自分という存在をありのままに受け入れることが不可欠なのです」と、『アナと雪の女王』で多くの人々の共感を得たメッセージが、本作でもテーマとなっていると語った。