青い森鉄道(青森県)・IGRいわて銀河鉄道(岩手県)はこのほど、2015年3月に実施するダイヤ改正について発表した。

青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道が来年3月

青い森鉄道は、青森駅でのJR線との同面ホーム乗換え本数を現行の2本から9本に増やし、番線間の移動を減らして利便性を高める。八戸駅では同時刻に発車する列車の誤乗を防ぐため、一部列車の運転取りやめや発車時刻の変更を実施する。

八戸~三戸間の列車も利用状況に合わせて運用を見直し、日中時間帯の上下各2本を廃止するとともに、上下ともに18時台発の便を1本新設する。また、三沢~八戸間に土日運休ダイヤを設定し、通勤通学利用の多い三沢駅6時49分発・八戸駅7時09分着の列車を土日運休とする。

IGRいわて銀河鉄道は10~13時台の上り列車と17~18時台の下り列車において、盛岡駅でのJR線との接続を見直し、乗換えが可能となる列車を4本増やす。

現行ダイヤで回送列車として運転しているいわて沼宮内駅18時40分発盛岡行の列車は営業列車化し、平日夕方の上り列車を増発(土休日運休)。JR花輪線のダイヤ見直しにともない、現行の花輪線直通列車の運転時刻に近い日中時間帯に盛岡近郊の列車を設定し、利便性確保を図る。また、朝6時台に1本設定している盛岡行の上り快速列車を各駅停車化。斗米・小鳥谷・小繋・御堂の各駅にも停車させ、混雑分散を図る。