元サッカー日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、ブラジルW杯後に初めて心境を告白する。28日に放送されるフジテレビ系『ザックジャパンの真実』(24:05~25:05)で、当時通訳を担当した矢野大輔氏との対談が実現。ザッケローニ氏の知られざる一面が明かされる。

再会を果たした矢野大輔氏(左)とアルベルト・ザッケローニ氏

2010年8月から2014年6月まで代表監督を務めたザッケローニ氏。現在は、イタリアの小さな港町・チェゼナーティコで静かな生活を送っているが、4年ぶりに家族と過ごすクリスマスを目前に、思わぬ訪問者が彼の前に現れる。ザッケローニ氏の分身となり、共に戦った通訳・矢野大輔氏だった。

矢野氏がザッケローニ氏から「ダイスケ、準備はできているか…」と通訳の依頼の電話を受けたのが2010年。「2014ブラジルW杯は若いチームで臨む」「引いて守るサッカーはしない」「次のステージへ日本サッカーを引きあげる」の3つをテーマに"ザックJAPAN"は発足し、矢野氏は日本とザッケローニ氏をつなぐ重要な役割を担った。

通訳担当の期間中、矢野氏が書き続けた通訳日記は大学ノート19冊にも及ぶ。そこにはザックJAPANの知られざる足跡が刻まれている。ブラジルW杯の1分2敗。番組では、通訳日記や秘蔵映像を交え、結果だけでは語られることのなかった真実が明かされる。