サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて調査レポート「揚げ物の太らない食べ方ってあるの?」を公開した。

揚げ物の食べ方次第では体脂肪に蓄積しにくく、太りにくくすることも可能に

高脂肪、高カロリーの筆頭と言えば、揚げ物。しかし、ダイエットをする際に必ずしも完全に断つ必要はないという。食べ方次第では体脂肪に蓄積しにくく、太りにくくすることも可能に。

揚げ物の太らない食べ方

まず、揚げ物だけを食べるのではなく、他の食材を取り入れること。なるべく体脂肪に蓄積させないようにすることがポイントだという。

副菜には、野菜、海藻、きのこなど食物繊維が豊富なものがおすすめ。揚げ物に定番のキャベツの千切りには食物繊維が豊富に含まれるため、揚げ物を食べる前に先にキャベツを食べると、なお良いという。

脂肪の代謝を助ける「ビタミンB2」をとることも有効で、脂質の摂取量が多いほど必要になるという。食品では、肉や魚、チーズなど動物性食品、マイタケ、エリンギに多く含まれている。

また、生の食べ物に含まれる「酵素」をとることもポイントだという。酵素には、脂肪の吸収を穏やかにし代謝を促す働きがある。生野菜のサラダや漬物はもちろん、揚げ物に大根おろしを添えたり、レモン汁をかけたりしても良いとのこと。

揚げ物は昼に食べるのがベスト

食べる時間帯に注意

揚げ物を体脂肪に変えないようにするためには、昼に食べるのがベスト。起床後間もない朝食では胃腸に負担をかけてしまい、夕食だと活動的な日中と異なり、食後に消費するエネルギーが少ないためだという。また、夜に高カロリーな食事を取るとエネルギーが余り、脂肪として蓄積されやすくなる。

また、人間の体内時計も関係しており、22時頃から人間の体は太りやすい状態になる。これは「BMAL1(ビーマルワン)」と呼ばれるタンパク質が急増し、脂肪の吸収を促進する酵素の働きが活発になるためだという。

夕食に揚げ物を食べる時は、なるべく19時頃までには済ますよう心がけたい。遅い時間に食べる時は、主食のご飯の量を少なめにする、翌日の食事は野菜中心の軽いものにして摂取カロリーや脂肪分を抑える、できるだけ体を動かすようにするなどの対策が必要とのこと。

揚げたてを食べよう

スーパーなどの出来合いの揚げ物は、買う時には揚げてから時間が経過していることが多い。時間の経過と共に酸化した油は体に良くないため、出来合いのものを食べるよりは、自宅で作った揚げたてのものを食べるほうが良いとのこと。

自分で揚げる場合は、オリーブオイルやキャノーラ油など酸化しにくい油を選ぶこともできる。また、量を調節することもポイント。たっぷりの油で揚げるのではなく、少量の油で焼くように揚げるほうが、余計な油をとらなくて済むという。