住友生命保険はこのほど、2014年の世相を表す「創作四字熟語」の優秀作品10編と入選作品40編を発表した。

同企画は、1年の出来事を漢字四文字で振り返るという、いわば「ことばの遊び」を提唱したもの。25回目となる今回は、2014年9月25日~11月6日の期間に作品を募集し、全国から9,677作品が寄せられた。

優秀作品には、進行する円安を表現した「日本低円(にほんていえん)」、消費増税にちなんだ「五八至十(ごはしじゅう)」、青色LEDの開発により、日本の研究者3人がノーベル物理学賞を受賞したことを祝福した「青光褒祝(せいこうほうしゅう)」など10編が選ばれた。

優秀作品10編(出典:住友生命保険Webサイト)

応募作品をジャンル別に見ると、「社会」の2,778作品(28.7%)が最も多く、デング熱や危険ドラッグ、再生医療などに関した作品が寄せられた。2位は「政治」の2,230作品(23.0%)で、第2次安倍改造内閣発足、日米首脳会談、女性の活躍推進などを表した作品が多かった。3位は「文化・スポーツ」の1,737作品(17.9%)で、ノーベル物理学賞、富岡製糸場世界遺産登録、ソチ五輪などにちなんだ作品が目立った。