トヨタ自動車は18日、GAZOO Racingが開発したスポーツコンバージョン車「マークX "GRMN"」を100台限定で発売すると発表した。2015年3月1日から注文受付を開始し、6月上旬に発売予定。同車は2015年1月9~11日の期間で開催される「東京オートサロン2015 with NAPAC」にも出展される予定だ。

トヨタ「マークX "GRMN"」

「マークX "GRMN"」は「マークX 350S」をベースに、国産FRセダンでは唯一という6速マニュアルトランスミッションを採用。足回りの専用チューニングなどで運動性能を向上させ、一般道からサーキット走行まで幅広く走りを楽しめるモデルとなった。

「マークX 350S "G's"」の外板色に「アウェイクンイエロー」も追加された

エクステリアは、フロントのバンパーやスポイラーを空力性能に配慮したデザインとし、ライセンスガーニッシュをボディと同色に、サイドミラーカバーをブラックにするなどしてスポーティさを強調。前後にはGRMN専用エンブレムを採用した。

インテリアは、6速マニュアルトランスミッションに合わせた専用デザインのシフトレバーを採用したほか、ペダル配置も変更し、サイドブレーキも手引き式として、ドライバーが自らの操作でクルマを操る楽しさを追求している。専用スポーツシートや小径化したステアリングなどにより、スポーツドライビング時の操作性向上も図られた。

「マークX "GRMN"」の価格は540万円(税込)。あわせて「マークX 350S "G's"」「マークX 250G "Sパッケージ・G's"」に、「マークX」特別仕様車"Yellow Label"の外板色に特別設定された「アウェイクンイエロー」が追加されている。

「マークX "GRMN"」