日本ヒューレット・パッカードは17日、2015年春モデルのPCとして、ノートPCを2モデル、デスクトップPCを5モデル、計7モデルを発表した。2014年冬モデルPCの商戦が真っ只中の年末に、早くも次期モデルを投入する。

ここでは全体像を簡単にまとめるが、各モデルの概要やスペックは、下記リンクからの各モデル個別記事を参照いただきたい。今回の新モデル群は、いずれも日本ヒューレット・パッカードの直販サイト「HP Directplus」専用モデルとなっている。

日本HP初の15.6型ゲーミングノート、11.6型モバイルノートに注目

HP OMEN 15

まず注目したいのは、15.6型ゲーミングノートPCの「HP OMEN 15」だ。米HPのラインナップでは以前から存在していたゲーミングノートPCを、日本HPが「ゲーミングノート」と銘打ってリリースするのは初めてだ。「OMEN」には何となくおどろおどろしいイメージがあると思うが、OMENという英単語は良い意味でも悪い意味でも使われ、今回のOMENブランドには「前兆」「良い兆候」の思いが込められている。

レーシングカーからインスピレーションされた本体デザインは、直線・斜線を主体としたシャープな印象だ。スペック、放熱性、安定性、キーボード、外部インタフェースの配置など、快適なゲームプレイのために設計されている。

HP Stream 11

もう1つは、11.6型モバイルノートPCの「HP Stream 11」だ。Streamブランドは2014年秋冬モデルから登場し、「Webやクラウドサービスの一般化」「マルチデバイス利用の一般化」を受けて、タブレット寄りのスペックとPC寄りのスペックを融合させるというコンセプト。CPU、メモリ、ストレージといったコアスペックは控えめで、クラウドストレージの活用を強く意識しているのも特徴だ。そのため、Microsoft OneDriveの100GB分を、2年間無料で使える権利が付属してくる。

本体デザイン、特にカラーリングがチャレンジングだ。世界の各拠点でトレンドカラーを調査し、本体カラーに反映している。2014年秋冬モデルの「HP Stream 14」は、ネオンパープルという珍しいカラーを採用しており、今回のHP Stream 11はビビッドなホライズンブルーだ。キートップ以外のほぼ前面を、ホライズンブルーで統一している。

続いてデスクトップPCだが、基本的には従来モデルを踏襲した。ラインナップをハイエンドから列挙すると、HP ENVY Phonix 810、HP ENVY 700、HP Pavillion 500、HP Pavillion Slimline 400と並ぶ。BTOメニューにより高性能なパーツが加わり、HP ENVY Phonix 810やHP ENVY 700では、CPUにIntel Core i7-4790K(開発コードネーム:Devil's Canyon)が選べるようになった。また、あまり目立たないのだが、豊富なBTOメニューと東京生産の信頼性には定評がある。

HP OMEN 15

12月17日発売、直販価格(税別)はメモリ8GBモデルが199,800円、16GBモデルが224,800円。

主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4710HQ(2.50GHz)、メモリがDDR3L-1600で8GBモデルがシングルチャネル(8GB×1)、16GBモデルがデュアルチャネル(8GB×2)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 860M(4GB)、ストレージが256GB M.2 SSD、光学ドライブは搭載しない。OSはWindows 8.1 Update 64bit。

HP Stream 11

12月17日発売、直販価格(税別)は25,800円。

主な仕様は、CPUがIntel Celeron N2840(2.16GHz)、メモリがDDR3L-1600 2GB(オンボード)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ストレージが32GB eMMCD、光学ドライブは非搭載。液晶ディスプレイはタッチ対応の11.6型ワイドIPS液晶パネル(非光沢)、解像度は1,366×768ドット。OSはWindows 8.1 Update 64bit。

HP ENVY Phonix 810

12月17日発売、最小構成での直販価格(税別)は149,800円。

最小構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.60GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、メモリがPC3-12800 8GB (8GB×1)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 760(1.5GB)、ストレージが1TB HDD、光学ドライブはDVDスーパーマルチ。OSはWindows 8.1 Update 64bit。

HP ENVY 700

12月17日発売、OSがWindows 7 Professionalのモデルと、Windows 8.1Update 64bitのモデルを用意。最小構成での直販価格(税別)89,800円。

Windows 7 Professionalモデル最小構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4590(3.30GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、メモリがPC3-12800 4GB (4GB×1)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)、ストレージが1TB HDD、光学ドライブはDVDスーパーマルチ。OSはWindows 7 Professional(Windows 8.1 Proからのダウンロード権を利用)。

HP Pavillion 500

12月17日発売、最小構成での直販価格(税別)は59,800円。

最小構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-4160(3.60GHz)、チップセットがIntel H87 Express、メモリがPC3-12800 4GB (4GB×1)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400(CPU内蔵)、ストレージが500GB HDD、光学ドライブはDVD-ROM。OSはWindows 8.1 Update 64bit。

HP Pavillion Slimline 400

12月17日発売、最小構成での直販価格(税別)は59,800円。

最小構成の主な仕様は、CPUがIntel Pentium G3250(3.20GHz)、チップセットがIntel H87 Express、メモリがPC3-12800 4GB (4GB×1)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ストレージが500GB HDD、光学ドライブはDVDスーパーマルチ。OSはWindows 8.1 Update 64bit。