葛西臨海水族園は11月28日より南米チリに出張し、生物採集を実施している。

アンヘルモのピコロコを入手

南米チリで、生きたピコロコを入手

チリ北部のコキンボでの生物採集と輸送を無事に終え南部のプエルトモンへ移動、採集を開始した。乾燥した砂漠のようなコキンボの気候に対して、プエルトモンは森林が広がり、島と川そして湖が点在しており、どこか懐かしい日本の一風景を見ているようだという。チリという国が南北に細長く、様々な気候があるということがよくわかる風景となっている。 

アンクードの市場の様子

プエルトモンに移動し、最初に巨大なフジツボの仲間、ピコロコを手に入れるため市場を訪れた。アンヘルモという町の市場にて、生きているピコロコを入手。生きたピコロコは、同園の「世界の海」エリアの「チリ沿岸」水槽で観覧できる。

また、同園開園25周年のスペシャル企画、動画で送る「『25』の生き物」でも、ピコロコを紹介している。同園の所在地は、東京都江戸川区臨海町6-2-3。