葛西臨海水族園では11月6日より、イワトビペンギンの展示を再開した。

イワトビペンギンの展示を再開

集団で飛び跳ねながら移動する姿を観ることができる

イワトビペンギンは、両足をそろえて岩の上をピョンピョン飛び跳ねて移動する姿から、「岩地で跳ぶペンギン」という意味で、英語では「ロックホッパーペンギン」と呼ばれている。日本語でも同じく「イワトビペンギン」という名前が付けられた。

イワトビペンギンは南極周辺に生息しているため、暑さに弱い。そのため、毎年春から秋まで非公開エリアの冷房室で過ごしていた。今回は寒い季節となったため、展示の再開となった。

野生のイワトビペンギンは、繁殖期になると海岸の岩場から陸地に上がってくる。岩場の上を素早く移動するため、跳んで移動すると考えられている。その様子を確実に見るには「ペンギンのえさの時間」がオススメという。

ただし、一緒に飼育しているフンボルトペンギンの勢いにイワトビペンギンが負けてしまうため、裏側に連れていって餌を与えている。裏側で給餌しているためその様子は観ることできないが、集団で飛び跳ねながら移動するイワトビペンギンは一見の価値がある。ペンギンの餌の時間は1日2回、10時30分と15時から約10分間となる。

同園の所在地は、東京都江戸川区臨海町6-2-3。