小田急電鉄はこのほど、一部の車両に搭載している車内液晶ディスプレイについて、2015年3月9日から広告媒体としても活用すると発表した。各車両の乗降用扉上部にある2面のディスプレイのうち、左側の1面(1両に付き8面)で広告を流す。

一部車両に搭載している液晶ディスプレイ。左側の1面で広告を放映する

広告媒体としての名称は「小田急TV」(小田急ティーヴィー)。広告放映開始時点での対象車両は、1000形8両(2編成)、3000形6両(1編成)、4000形70両(7編成)の計84両で、広告ディスプレイの合計では672面。今後も液晶ディスプレイの設置を進め、2017年度末までに全通勤車両の3割以上の設置をめざす。広告枠の販売価格は、月曜から日曜の7日間放映で15秒30万円。15秒より長い場合は5秒10万円で加算する。