みずほ銀行は11日、同行ATMを利用する顧客の利便性向上を目的として、このたび画面のリニューアルを実施したと発表した。

ATM画面のリニューアルに際しては、レイアウトや配色などにユニバーサルデザインの要素を取り入れることで、「見やすさ」「わかりやすさ」「使いやすさ」に配慮した画面を目指したという。ユニバーサルデザインとは、改善または特殊化された設計なしで、最大限可能な限り、あらゆる人(障がい者や高齢者だけでなく、国籍・年齢・性別を問わない)にとって利用しやすい製品と環境のデザインのこと。

なお、リニューアル後のATM画面は、実利用者研究機構が認定する「使いやすさ検証済認証」を取得しており、利用者による検証を何度も重ねたプロセスが評価されたとしている。

変更のポイント

  • ユニバーサルデザインフォントを採用し、視認性を向上

  • 頻繁に利用する取引とその他の取引にメリハリをつけ、わかりやすい構成に変更

  • 文字とイラストで説明することにより、わかりやすさを追求

なお、みずほ銀行では、約400拠点のみずほATMコーナーのリニューアルも行ったという。内装デザインを一新し、フロアサインや傘掛けを導入するなど、より快適に利用できるよう取り組んでいるとしている。

同行は「サービス提供力No.1」の実現に向け、引き続き顧客に選ばれ続けるサービスを提供していくとしている。