リクルーティング スタジオはこのほど、「2014年ベスト・オブ・赤ちゃん名づけ」を発表した。

同調査は、月間200万アクセスの「無料 赤ちゃん名づけ」アプリと「赤ちゃん名づけ実績 No.1/無料 赤ちゃん名づけ(Web)」から、赤ちゃんメモ機能を利用し、「実際に名づけられた名前候補」5万6,146件のうち、人気の高かった30の名前を対象に、ユーザーの投票により決定。投票期間は、12月3日~10日。有効投票数は174票だった。

「2014年ベスト・オブ・赤ちゃん名づけ」を発表

男の子の名づけ1位は「蓮」、女の子は「結愛」に

男の子の「2014年ベスト・オブ・赤ちゃん名づけ」に輝いたのは、「蓮(れん)」だった。「蓮」は、先日発表の「2014年 赤ちゃん名づけ男女年間トレンドベスト30」でも3位にランクインしている注目の名前であり、実際の名づけ候補としても人気があるという。実際に名づけたユーザーによると、名前の響きを重視したとの回答が寄せられた。

2位は年間トレンドでは1位だった「陽翔(はると)」。今回の男の子のランキングには、「陽」「翔」を含む名前が「陽翔」以外にも6件ランクインしており、人気の漢字を使った「陽翔」に人気が集まるのも納得の結果だったという。3位は「颯太(そうた)」で、「颯」の漢字は動きが早い様子という意味があり、同社では、活発な子に育ってほしいという両親の願いが込められているのではないか、と分析している。

女の子の「2014年ベスト・オブ・赤ちゃん名づけ」は「結愛(ゆあ)」。「結愛」は、「2014年 赤ちゃん名づけ男女年間トレンドベスト30」で6位だったものの、多くのユーザーからの投票により今回は1位になった。名前の投票と同時に実施した由来の人気投票でも、「たくさんの愛に囲まれていい人間関係を結べるように」という由来が1番人気で、名前と由来の2冠を達成している。

2位「凛(りん)」、3位「陽菜(はるな)」は年間トレンドのそれぞれ10位、13位と比べ、上位になっている。

男女の名づけから読み取れる傾向として、男の子ランキングは「はると」「そうた」「ゆうと」などの読み方と、「翔」「太」「斗」という力強さやたくましさを感じさせる漢字が使われた名前が多くランクインした。女の子の名前は、「結愛」のように、本来の漢字の読み方の一部のみを用いる名前がみられるという。また、漢字に注目すると、「結」「愛」「美」や植物を連想させる字がランクイン。名前の響きやイメージを重視した名前が増えているといえそうな結果となったとのこと。

今回のランキングは、「2014年 赤ちゃん名づけ男女年間トレンドベスト30」と重複する名前も多く、実際に名づけられた名前とアクセス数は相関関係にあると読み取れる。なお、ランクインした名前の詳細については、「赤ちゃん名づけ実績 No.1/無料赤ちゃん名づけ」で確認できる。

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