お笑いコンビ・ドランクドラゴンの鈴木拓が、11日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(毎週木曜24:15~24:45)で、"『逃走中』炎上騒動"の真相を明かした。

"『逃走中』炎上騒動"の真相を語った鈴木拓

フジテレビ系『逃走中』でとった行動によって大炎上したことでも知られる鈴木拓。その原因が「出演者と協力して鬼から逃げるゲームで仲間を裏切って自首し、賞金を獲得したこと」とされているが、大炎上の根本はそこではないようだ。

鈴木は「"鈴木拓の代表作"といっても過言ではございません。これで私は今の地位を確立しました」と誇らしげだが、「今思えばこんなことやってしまったらダメ」と反省も。同番組のオンエアを観て、「正直、僕も観ながら『こいつクズだなぁ』と笑ってた。やっぱりあの立ち回りはひどいです」と痛感したという。

Twitterで当時届いた誹謗中傷のリプライは約3,000件。これに鈴木は返信やリツイートで反応したところ「Twitter戦争」が勃発し、多くのアカウントが犠牲となって消滅した。そこで鈴木が画策していたのは、「鈴木に関心を持たない層」の取り込み。"問題のすり替え"によって、味方を増やそうとしたのだ。

鈴木は「僕が自首したから炎上した訳ではないんです」と断言。「これは初めて言います」と前置きした上で、「絶対にそんなことでは炎上はしません。僕の言動、行動、態度。これに腹が立って『死ね』『クズ』『カス』とか言ってくるんです」と説明し、「何で俺に文句を言ってくるの? そんなに自首したことが悪いの? これですり替えに成功しました!」と明かした。

『逃走中』の自首はルール上では認められている行為。放送直後の批判は「鈴木の人間性」に集中していたが、このすり替えによって「自首行為」に関する論争が巻き起こり、最終的にはそれが大炎上する原因に。鈴木は「番組側は絶対悪くない」と主張し、「何が悪いって言ったら俺(の言動)なわけですよ」と自らの非を認めていた。