JR西日本は11日、山陽本線(JR神戸線)御着~姫路間の市之郷地区に新駅を設置すると発表した。駅名は未定で、開業予定は2016年春とされた。

御着~姫路間に設置される新駅イメージ

新駅は広さ約240平方メートルの地平駅舎と相対式ホーム2面、幅3mの連絡通路などで構成。各ホームにエレベーター1基ずつを備える。駅舎外観デザインには地域のキーワードを取り入れ、駅周辺を流れる市川から飛び立つ白鷺の姿を駅入口の白い膜屋根などで表現。駅正面の壁面は、この地域にかつて存在した「市之郷廃寺」をイメージし、アースカラーに配色した鉄骨とタイルで装飾する。

駅入口は開放的な空間とし、明るく視認性の高い駅をめざす。駅前広場や周辺駐輪場のデザインとも調和を図り、利用者が親しみやすい駅前空間の創出に努めるとのこと。