ワイヤ・アンド・ワイヤレスは11日、外国人観光客をターゲットとしたビジネスを展開する複数の法人および自治体と協力し「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」プロジェクトを発足させた。同プロジェクトでは、外国人観光客向けに、同社が提供する全国20万カ所以上のWi-Fiスポットへの無償接続が可能なスマートフォンアプリ「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」を12日より公開する。

ワイヤ・アンド・ワイヤレスは、複数の法人および自治体と協力し「TRAVEL JAPANWi-Fi」プロジェクトを発足させた

「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」プロジェクトは、外国人観光客を対象としたインバウンドビジネスの領域を活性化すべく発足されたプロジェクト。旅行中のインターネット環境を整えることを中心としたサービスを提供し「旅行者にとって魅力ある日本」の一助となることを目標としている。

「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」のビジネス展開イメージ

同プロジェクトからは、スマートフォンアプリ「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」が提供される。ダウンロード後、利用規約に同意することで、「Wi2ベーシックエリア」に無償で接続することが可能となる。また、一部参画法人・自治体より配布されるプレミアムコードをアプリに登録すれば、「Wi2オプションエリア」への無償接続も可能となり、全国20万カ所以上のWi-Fiスポットを自由に利用できる。

そのほか、アプリを通じて、参画法人・自治体より提供される情報を中心に、日本での滞在をサポートする様々な情報を配信していく。加えて、個人情報保護の規定に従い情報の利用目的に同意を求めた上で、利用者属性や行動経路などの情報取得も行う。取得した情報は、様々な業種業態のパートナー企業に公開され、外国人観光客向けサービスの向上に活かしていく。

スマートフォンアプリ「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」は、Google Play、App Storeよりダウンロードでき価格は無料。対応OSは、Android 4.0以降、iOS 7以降となっている。

(記事提供: AndroWire編集部)