SBIアラプロモは、「疲労とアンチエイジングに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は10月4日~5日、楽天リサーチが全国の40~60代の男女600名を対象に、インターネットでアンケートを実施したもの。

「疲労の実感」

「日頃疲労を感じるかどうか」を聞いたところ、全体の過半数(51.2%)が「常に/しばしば」疲労を感じると回答した。さらに、「たまに」疲労を感じる人を加えると、実に9割近く(87.3%)の人が日々の生活の中で疲労を感じていることがわかった。また、男女ともに60代よりも年代が低くなるにつれて、疲労を感じている人の割合は高い傾向が見られた。

「疲労の影響」

日頃何らかの疲労を感じていると回答した人に、疲労による影響について聞いたところ、「特に影響はない」と回答したのは15.9%で、残りの84.1%の人が何らかの影響を感じていることがわかった。

また、疲労によって受ける影響のTOP3は「何もやる気が起きなくなる」(46.9%)「いつもより家事や仕事の効率が悪くなる」(42.5%)「不機嫌になる」(29.8%)で、「常に」疲労を感じている人では、すべての項目において全体よりも10.0%以上高い反応が見られるなど、日常生活において疲労を感じる頻度が高ければ高いほど、さまざまな形で悪影響を受けていることがわかった。

「疲労対策」

疲労を感じている人が行っている疲労対策は、「睡眠」(67.6%)「休養」(38.6%)「入浴」(25.4%)がTOP3にあがった。そのほか、「栄養のあるものを食べる」(24.7%)「栄養ドリンクを飲む」(16.6%)「軽く体を動かす」(15.6%)など、疲労を改善するためにあらゆる対策を行っている実態が明らかとなった。

「疲労対策の効果」

しかし、それらの疲労対策について効果があるかと質問したところ、疲労対策で最多だった「睡眠」でさえ、効果が「とてもある」と感じている人は38.1%と4割にも達していないことがわかった。

「実年齢より若いと感じるか」

「自身を実年齢より若いと感じるか」を聞いたところ、56.5%の人が「感じる」(「常に」「しばしば」「たまに」の合計)と回答した。しかし、疲労の有無別で見ると、疲労あり層は、疲労なし層と比較して、実年齢より若いと感じる割合が10ポイント低く(疲労あり層:55.2%/なし層:65.8%)、「常に/しばしば」若いと感じる割合にいたっては、2倍以上の差が出た(疲労あり層:22.3%/なし層:46.1%)。

「若い・若々しいと感じる人」

若々しいと感じる人物像について尋ねると、「アクティブな人」(60.0%)が最も高く、続く「快活な人」(52.2%)「エネルギッシュな人」(48.8%)が半数前後を占めた。また、疲労度別では、疲労度が高い層ほど「アクティブな人」「快活な人」「エネルギッシュな人」に、より若さを感じる人が多いことがわかった。

「目指したい若さ」

自身が目指したい若さについては、「快活な人」と回答した人が58.8%で最多。次に「アクティブな人」(49.4%)「肌がきれいな人」(37.5%)と続いた。特に男女別で比較すると、女性は「肌がきれいな人」を目指したいという人が半数を超えた(男性23.0%/女性51.8%)。一方で男性が目指したい若さの3位は、「エネルギッシュな人」(38.3%)となっており、女性は内面的な若さを重視しながらも外見的な若さも求める傾向にあり、男性はより内面的な若さを重視する傾向にあることがうかがえた。