米Boxは12月10日、Symantec、Splunk、Palo Alto Networks、Sumo Logic、OpenDNSとの新たな提携を発表した。これにともない、包括的セキュリティイニシアティブ「Box Trust」の一環として新しいセキュアなモバイルアプリケーション「Box for Enterprise Mobility Management(Box for EMM)」の提供も開始する。

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Boxは、GEや米国トヨタ、イーライリリー、ボストン・サイエンティフィック、P&G、シェブロン、シュナイダーエレクトリック、スタンフォード大学といったセキュリティを重視する顧客企業と協業。大企業が求める可視性、ガバナンス、管理を犠牲にすることなく、個々のニーズを主眼に置いた新しいセキュリティフレームワークを開発、提供してきた。

「Box Trust」は、顧客の重要なビジネスコンテンツに対して最高のセキュリティ、可視性、アクセシビリティを確保するために一連のセキュリティパートナーとソリューションを提供するという。

エコシステムには、企業がクラウド上でコンテンツ管理を行うにあたって、最も信頼されているサービスを提供できる19のセキュリティやガバナンス、コンプライアンスパートナー企業が含まれている。これに加え、新しいセキュリティパートナーとして、BoxのネットワークにSymantec、Splunk、Palo Alto Networks、Sumo Logic、OpenDNSが加わった。

さらに、BoxはiOSおよびAndroid向けの新しいモバイルアプリ「Box for EMM」を導入。これにより、企業が特定のニーズに基づいて複数のモバイルデバイス管理ソリューションを選択し、組み合わせることができるという。また、データ送信を管理されたアプリにのみ制限することができるだけでなく、アプリライセンスに対する所有権とコントロールを維持しながら、遠隔操作ですべてのアプリデータを削除できる。