米Facebook傘下のInstagramは12月10日(現地時間)、写真共有サービス「Instagram」の月間アクティブユーザー(MAU)数が3億人を超えたことを明かした。米Twitterの第3四半期(2014年7月-9月)決算における2億8400万人を上回っている。

TwitterのMAUは9月末の数字だが、同サービスは2012年末に2億人を突破してからMAUの伸びが鈍っている。回復の兆しが見えた7-9月期の伸びが続いているとして、現時点でわずかに3億人に届かない。一方Instagramは昨年9月に1億5000万人に達してから約1年でMAUを倍増させた。現時点でInstagramとTwitterのどちらのMAUが多いか判断できないが、急成長を維持するInstagramがTwitterを上回るのが確実な状況だ。

Instagramはまた、スパムアカウント対策を強化し、セレブやスポーツ選手、ブランドなどに認証バッジを提供することを発表した。同サービスはより人にフォーカスする計画を進めており、11月にはInstagramの発見セクションに「ピープル」タブを設けていた。