STMicroelectronicsとAutotalksは12月10日、V2X通信(V2V:車車間、V2I:路車間)チップセットの提供において協力すると発表した。

両社は、マスマーケット向けに最適化された第2世代のV2Xチップセットの製造で協力する。この協力を通じて、技術ならびにリソースを相互補完的に活用できるようになる。Autotalksは、V2X向けの半導体、システムおよびソフトウェアの経験に加え、セキュリティ、モビリティ、通信、RF、信号処理、測位技術に関するノウハウを提供する。STは、より広い市場評価環境に加え、次世代チップセットの採用を加速させる車載機器メーカーとの戦略的パートナーシップや継続的な関係、通信やナビゲーションなどの分野におけるチップ設計の専門性および製造能力を提供するとしている。

なお、両社は2017年までにV2Xチップセットの広範な普及を目指すとしている。