iMac Retina 5Kディスプレイモデル購入から1カ月、色々な面で快適すぎて!

 

前記事から1カ月余り。iMac Retina 5Kディスプレイモデル(以下iMac 5K)はなんとか仕事場の机の上に収まり、とても快適な日々を送っている。今思えば、前のiMac 21インチはやっぱりどこかおかしかったんだなというのがわかる。iMac 5Kがやってきてから、メモリの空き容量が少なくなって自分で再起動することはあってもエラーで止まったり、再起動したことは一度もなし。そう、これがMacだよなー。

さて今回はそんなiMac 5Kの1カ月使用レビューをお届けしよう。

デカい でもそんなに重くない

購入したiMac 5Kは、メモリをデフォルトの8GBから16GBにアップした他は何も変更しなかったので、1TBのFusion Drive、AMD Rareon R9 M290MX(2GBビデオメモリ搭載)機だ。プロセッサは4.0GHz、メモリは32GB、HDDは3TBまでのFusion Driveか1TBのフラッシュストレージ、グラフィックカードもM295Xの4GBビデオメモリのものにアップグレード可能。ただしこの構成(1TBフラッシュストレージ)だと消費税込みで40万円を超える。

iMac 5Kが来ることが決まって最初に悩んだのは置き場所だった。これまで仕事机には21インチのiMacの横に24インチのサブディスプレイが載っていて、横幅いっぱいで使っていた。ここに新たに27インチなんて載るはずない、あんなにデカいのに……。しかし24インチのディスプレイを平行位置からかなり角度を付けて置き、iMac 5Kも少し角度を付けてさらにディスプレイの端ははみ出し気味に置くことでなんとか解決。無事iMac 5Kに火が入った。

ちなみに重さはあまりMid 2011の21インチモデルが9.3キロに対して9.54キロとほとんど変わらない。大きさを考えると軽すぎるくらいだろう。

これまでの机にiMac 5Kが載ったところ。ディスプレイに結構な角度が付いていて、5kの左側がはみ出しているのがおわかりいただけるだろうか

広い、とにかく広いデスクトップ

画面は確かにデカく、これまでの21インチでも十分広いと思っていたデスクトップがさらに広く感じる。2,560×1,440ピクセル+1,920×1,080ピクセルというとにかく広いワークスペースで頻繁に起こるのはマウスカーソルを見失うこと。特に原稿を書いていて、マウスを動かしたときにどこにあるかわからないことが多く、現在はマウスポインターの周囲にアニメーションが表示できる「PinPoint」というソフトを使用中。マウスが止まっているときのみアニメーションを表示できるので、作業中に邪魔にならないのがいい感じだ。

「PinPoint」を使うとマウスカーソルの回りにこんなのが表示されてぐるぐる回る。マウスが止まっているときだけ表示できるのでうるさくない

やはり美しいディスプレイ

iMac 5Kを使ってやはり感じるのはディスプレイの美しさ。これまでMacBook Pro 15インチ、iPhone、iPadとそれぞれRetinaディスプレイで使ってきたが、今回はメインの仕事環境。やはり見ている時間が違う。そこで感じるのは、まずテキストの美しさだ。

上がiMac 5K、下がサブディスプレイ上でのテキスト部分のスクリーンショット。iPhoneやiPadなどRetinaディスプレイで見てもらうとその差がわかるかもしれない

筆者の仕事はライターとFileMakerデータベースの作成がメイン。なので実は、iMac 5Kを買うときに躊躇した理由のひとつが「画面が綺麗になることはオーバースペックなんじゃない?」ということだった。テキストベースな作業が多いのに、5K ディスプレイは必要なのかという点だ。Mid 2011はハードウェア的におかしなところがある以外は処理能力に不満を感じたことはなかった。

でも実際、このモデルにして良かったと今は感じる。とにかくテキストが美しく、最近老眼が進みつつある筆者の眼にも優しい。サブディスプレイ側は普段、MailとTwitterクライアント、iTunesなど、常駐させて使うものが開いたまま置かれているのだが、2つの画面を見比べて唖然とするほど違う。サブディスプレイでメールを確認しても返信を書くときは、わざわざiMac 5K側にウインドウを移動させるほど作業時の見え方が違う。これは実際、眼の疲れにも繋がるのではないかと思う。

またこういうとき、27インチという広さはとても意味がある。MacBook Pro 15インチのRetinaディスプレイは表示域を最大にして使っているが、iMac 5Kでは「ディスプレイに最適」で使って十分に広い。ちなみに最大にすると3,200×1,800ピクセル。この大きさは必要ない感じだ。

実際に使っている解像度は「ディスプレイに最適」モード。これでも十分広い

綺麗なディスプレイは、趣味の写真にも大きな恩恵をもたらしている。筆者は普段、写真の管理と加工をAdobe Lightroomを使っているが、この見え方が違う。以前加工した写真を見直して「あれ、色が違う」と感じて再修正をかけるくらいには違って見える。そんな環境で行う写真作業はとても楽しい。リアルな色が見え、加工することで思う色が出せる。画像の端々まで詳細が見える喜び。趣味で使っている筆者でさえこう思うのだから、プロカメラマンや映像を扱う人にとってはこの環境は天国のように感じるかもしれない。(もっともアマチュアカメラマンの筆者にとっては「ピンが来てない」「ゴミ残ってる」「腕が悪い」という現実を見せつけられて悲しむこともしばしばなわけだが……)。

緑の深みが違って見えるLightroomでの加工。自分のカメラの腕が上がった!と錯覚する

十分な処理能力 メモリはやはり32GB欲しい

処理能力に関しては大きな問題は感じない。最も、前述のように筆者がiMac 5Kで使うメインはFileMakerとテキストベースなのであまり参考にはならないかもしれないが、実際にはSafari、Chrome(Flashコンテンツが開かれて常駐)、Evernote、RSSリーダにBlogエディタなど同時に10以上のソフトが開かれており、そのときでも使用中のソフトに関して処理能力の低下は感じない。これはApp Napの力かもしれないし、処理能力の高さかもしれない。

気になることがあるとすればメモリ使用量。初期に16GBでオーダーしたiMac 5Kは早々に32GBにアップグレードしたが、気がつくと半分以上が使われていることがある。LightroomやPhotoshopを使っているときなら納得だが、なぜかメモリ使用量の上の方にATOKが来てたりするのは謎。Yosemite最適化の問題だろうか。いずれにせよフルパワーで進みたいならメモリの32GB化はぜひ行いたいところだ。

アクティビティモニタでメモリの使用量を確認。画像加工ソフトが上位なのはわかるがATOKがなぜそこにくるのかイマイチ納得がいかない

そしてもうひとつ、Yosemiteの機能、Handoffが当然のことながら使えるようになったのは嬉しい。iPhoneでメールを書いていてiMacに引き継ぐことがどれほどあるかは未知数だが、開いていたSafariのページがiPhoneで見えたり、かかってきた電話をiMacで受けたりできる。最新型のiMacにする意味はこの辺にもある。

とにかく1カ月使ってきて感じるのは、「ああ、Macって快適だよなぁ」ということ。それは今までのMid 2011の調子が悪かった(筆者の歴代Macの中でもワースト3に入る)ことは事実だが、それにしてもMacってこんなにスムーズで止まらなくて快適なんだよなーと。広い画面、綺麗な文字、綺麗な写真、どれも快適だ。あとはそれぞれのソフトが早く対応して欲しいかなと。たまにiMac 5Kからサブディスプレイにとウインドウを移動させたときにマウスカーソルの位置がズレていたり、スクリーンショット系のソフトがダメだったりする。

スペック的に考えて3年は使えるマシンと考えれば、十分に買う価値のある機種。特に写真を扱うプロ、アマチュアは、加工画像のレベルが一段上がるかもしれない。iMacを今買おうと思っている人は、その画質を一度はお店で確認してみることをお勧めしたい。

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