東京広告協会は4日、大学生を対象とした「日本に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は7月14日~8月1日の期間、首都圏の大学生800名を対象に実施したもの。

日本が好きな大学生が増えている

「日本が好きか」という設問に「好き」と回答した大学生は97.4%、そのうち「大好き」と回答した人は52.1%であった。同様の項目の調査を行った2001年の結果と比べると「好き」は9ポイント増(2001年は88.5%)、「大好き」は13ポイント増(2001年は38.9%)となった。

日本に対する好意度

2020年東京オリンピックについて、「東京開催がうれしい」と回答した大学生は88.9%、「日本は五輪の開催国にふさわしい」と回答した大学生は81.8%であった。また、「東京オリンピックを期に訪日した外国人との交流意向」については、「交流したい」が58.3%、「交流したくない」は41.7%という結果に。「東京オリンピックを機に、日本が良い方向に変わると思う」と回答した大学生は79.9%であった。

「オリンピック/パラリンピック」の東京開催に対する評価

世界に通用する自信はあるか?

「世界に通用する人間になりたいか」という設問には、69.9%が「そう思う」と回答。一方、「通用する自信があるか」と聞くと「自信はない」と回答が76.7%に上った。海外での就職意向については、「働きたくない」(65.5%)という学生は「働きたい」(34.5%)という学生の1.9倍であった。

「世界に通用する人間になりたいか」