ネオマーケティングは12月4日、「もらってうれしい年賀状・もらってうれしくない年賀状」をテーマにしたインターネットリサーチの結果を発表した。調査は11月18日~11月19日の2日間、今までに年賀状をもらったことのある10歳以上70歳未満の男女600人を対象に実施された。

うれしい年賀状、うれしくない年賀状とは?

もらってうれしい年賀状ともらってうれしくない年賀状の比較をすると、それぞれ真逆となるランキングとなった。

うれしい年賀状では手書きのメッセージがある年賀状が最も多く、手書きのメッセージがないとうれしくない年賀状であることが判明した。次いで、送り主の近況がわかる年賀状がうれしく、「あけおめ」「ことよろ」などの近況がわからない年賀状がうれしくないという回答だった。

また、うれしい年賀状の3位は家族の写真がのっている年賀状、うれしくない年賀状は送り主の写真ではなく、子どものみの写真の年賀状となった。送り主の近況が伝わる写真や手書きのメッセージがうれしい年賀状の秘訣と言えそうだ。

■もらってうれしくない年賀状ランキング

1位: 全面印字で手書きのメッセージがない(224票)
2位: 「あけおめ」「ことよろ」などとしか書いていない(124票)
3位: 子どもの写真のみ(108票)
4位: 自慢話が書かれている(96票)
5位: 私製はがきの年賀状(お年玉がついてない)(57票)
6位: 最近の近況が書かれていない(56票)
7位: うれしくなかった年賀状はない(43票)
8位: 家族の写真がのっている(24票)
9位: そろそろ結婚? みたいなことが書いてある(23票)
10位: どんな年賀状でもうれしくない(7票)

■もらってうれしい年賀状ランキング

1位: 手書きのメッセージがある(390票)
2位: 最近の近況が書かれている(330票)
3位: 家族の写真がのっている(75票)
4位: どんな年賀状でもうれしい(70票)
5位: 子どもの写真のみ(10票)

もらってうれしくなかった年賀状の最も多い回答は「全面印字で手書きのメッセージがない」となり224票となった。もらってうれしい年賀状では「手書きのメッセージが書かれている」が第1位だったが、その反対で、うれしくなかった年賀状では「全面印字で手書きのメッセージがない」が第1位となった。

また、その他として「広告目的の年賀状」や「交流を持ちたくない人から来る年賀状」などが挙げられた。また、「どんな年賀状でもうれしい」と回答した方もおり、年始のあいさつをメールで簡単に済ませることもできる昨今、年賀状を書いてくれるだけでうれしいと感じているようだ。

年賀状、何枚出す?

「年賀状を出す予定である」と回答した人に対し、どのくらいの枚数出す予定であるかをお聞きすると全体では平均44.1枚となった。最も多くの枚数を出す予定なのは40代で、平均枚数は52.1枚だった。また、10代は16.9枚、20代は19.6枚。近年、メールやSNSでの年賀メッセージも多く利用されるようになったが、それでも年賀状は10枚以上送る予定であることが判明した。

※写真と本文は関係ありません