米SurveyMonkeyは12月3日、日本での企業向け「SurveyMonkeyエンタープライズ」と、「Salesforce」導入企業向けに、アンケートの作成・配信や同データと「Salesforce」上のデータ、機能の統合が可能なアプリケーション「SurveyMonkey for Salesforce」を業務アプリケーションマーケットプレイス「Salesforce App Exchange」にて提供開始すると発表した。

「SurveyMonkey」Webサイト

「SurveyMonkeyエンタープライズ」は、フリーミアムサービスにて提供するアンケート設計・配布や分析、専門家が作成する設問テンプレートなどの基本サービスのほか、組織の人事異動などに伴うアカウントやデータの管理機能や、セキュリティ、自社で活用するプラットフォームとの統合、ブランドデザインの反映機能、グループ内のデータ連携、請求書発行機能などを提供する。

一方「SurveyMonkey for Salesforce」は、Salesforceのプラットフォーム上にてストレスなく「SurveyMonkey」のアンケート作成・配信やデータ統合による集計が可能。顧客満足度(CSAT)やアップセルの機会、製品テスト、価格の見極め、ネットプロモータースコア(NetPromoter Score)、従業員満足度調査などのデータを効率的に収集できる。

また、キャンペーンやイベント、研修、顧客との接触などの後に、自動でアンケートを配信する機能も搭載。操作は、デスクトップだけでなくモバイル端末からの実施も可能だ。

「SurveyMonkey for Salesforce」操作画面

価格は、「SurveyMonkeyエンタープライズ」が年間11万9900円(税別)、「SurveyMonkey for Salesforce」が年間54万円(税別)~で、「SurveyMonkey for Salesforce」の利用には「Salesforce」と「SurveyMonkey エンタープライズ」の契約が必要となる。

なお、「SurveyMonkey Salesforce App Exchange」とエンタープライズ版において、英語以外の言語でのローカライズは日本語が初だという。