マイナビは3日、「Uターン転職に関する実態調査」の結果を発表した。同調査は11月12日~14日の期間、Uターン転職経験のある正社員20~39歳の男女500人を対象に実施されたもの。

20代は地元愛も転職に影響

「Uターン転職をした理由」を尋ねたところ、「地元の方が生活環境が充実するから」(27.0%)が最も多く、次いで「勤めていた会社に不満があったから」(25.6%)、「地元の方が経済的に楽だから」(23.4%)が上位となった。

「Uターン転職をした理由」

年代別に見ると、20代は「地元が好きで地元に貢献したかった」「地元に友人や協力してくれる支援者がいるから」など、地元愛が現れる結果となった。一方、30代前半では「自己都合ではなく家庭の事情」が24.6%と他世代と比較して高くなった。実家・両親の事情や結婚・子育てなど、人生の転機を迎える中でUターン転職を決断していると推察される。

「Uターン転職活動中に不安に感じていたこと」については「収入が減ってしまう」(42.4%)、「希望する職種が少ない」(33.0%)、「新たに人間関係を構築するのが大変」(28.8%)がトップ3となった。

Uターン就職後の年収は「減少」が多い

「実際にUターン転職した直後の年収」が「増加した」という人は28.0%。「減少した」人は51.6%で、2人に1人が「Uターン転職後年収が下がった」という計算になる。

減少幅については「11~20%減少」が17.0%で最多。「変わらない」という回答は20.0%で、特に20代(27.3%)で目立った。一方、「31%以上減少した」という回答が最も多かったのは30代後半(16.6%)であった。

「実際にUターン転職した直後の年収」

「Uターン転職の満足度」は、全体の50.8%が「満足」と回答、「不満」は14.2%にとどまった。「Uターン転職後に満足している点」では「家族が喜んだ」(41.2%)、「趣味・余暇などの場・時間が充実した」(32.8%)が上位に。他には「生活の利便性が良くなった」「物価が安いなど経済的に楽になった」「人間関係が充実した」などの声が寄せられた。

「Uターン転職の満足度」