元AKB48で女優の前田敦子が現地時間1日(日本時間2日)、ロンドンのレスタースクエアーにて開催された『ホビット』シリーズ完結編『ホビット 決戦のゆくえ』(12月13日公開)のワールドプレミアに晴れ着姿で登場し、レゴラス役の俳優オーランド・ブルームと対面を果たした。

オーランド・ブルーム(左)と対面を果たした前田敦子(右)

レスタースクエアー前に敷かれた長いグリーンカーペットには、開場前から4000人のファンが殺到。異様な熱気に包まれた。そして、ピーター・ジャクソン監督、主人公ビルボ役のマーティン・フリーマンをはじめ、ガンダルフ役のイアン・マッケラン、レゴラス役のオーランド・ブルーム、スマウグ役のベネディクト・カンバーバッチ、ゴラム役のアンディ・サーキス、バルド役のルーク・エバンス、トーリン役のリチャード・アーミティッジ、スランドゥイル役のリー・ペイス、タウリエル役のエバンジェン・リリーらスタッフ&キャストが姿を現すと大歓声が沸き起こり、キャスト陣は、握手やサイン、記念撮影などファン一人一人に丁寧に対応した。

『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズの大ファンである前田敦子も、赤い晴れ着姿でカーペットに登場。憧れのオーランド・ブルームとの対面が実現した。「アメージング! 君はすてきだ!」と晴れ着姿を絶賛したオーランド・ブルームは「彼女はワンダフルなんだよ。彼女の作品は見たことはないけど、きっとファンタスティックだろうね」とコメントし、「ただひたすら頑張るしかないけど、君はきっとそうすると思っているよ」と、ハリウッドでのキャリアを目指す前田にエールを送った。

前田は、本作のテーマでもある"旅の終わり"と"仲間との別れ"を自身の経験と交えて、「私はAKBを卒業して、今新たに1人で旅を続けています。一つの旅の終わりはまた新たな旅の始まりですので、すごくワクワクしています」とコメント。本作鑑賞後には、「すっごい泣きました。私がそれだけこのシリーズが好きなんだと実感しました」と話し、「この作品には再会、友情、愛、すべてが詰め込まれています。旅が終わったなあとラストを実感しましたが、もっと続いてほしいと願ってしまいました」と熱く語った。

本シリーズを彩ってきたスタッフ&キャストが一堂に集結するという、ラストを飾るのにふさわしい異例の大プレミアに、ピーター・ジャクソン監督は「今は夢のようです。終わった実感を感じるは明日以降でしょう」と話し、主演マーティン・フリーマンも「素晴らしいよ! とってもうれしい!」と大興奮。リチャード・アーミティッジは「この作品は、ジグソーパズルの最後のピースのようなものです」と語り、ルーク・エバンスは「とてもハッピーです。このような場所で、みんなでお祝いできて、でも同時に寂しい瞬間でもあります」と心境を明かした。


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