福岡県北九州市とJR九州はこのほど、日豊本線城野駅の新駅舎、ならびに新駅舎改札口と南口駅前広場を結ぶ南北自由通路を12月6日から供用開始すると発表した。

城野駅南口駅前広場整備イメージ

城野駅は、公共施設が集積する南側地区と、城野ゼロ・カーボン先進街区の整備が進む北側地区との結節点にあたる。このことから、北九州市は南北自由通路の整備をはじめ、北口・南口の駅前広場整備、駅と先進街区を結ぶ歩行者専用デッキの設置などの駅周辺整備を2007年度から実施。南北自由通路と改札口を直結させるため、JR九州による橋上駅舎化工事も進められていた。

駅舎から南北自由通路を通った先の南口駅前広場は工事中だが、南側からのアクセス向上のため、仮設通路を設けて通行できるようにする。これにより、南側から利用する際、これまでのように踏切を通って大きく迂回する必要がなくなり、時間短縮が見込まれるという。南口駅前広場は今年度末完成予定。北口駅前広場と北口の歩行者専用デッキの完成は2016年度の見込み。