アストロラボは12月1日、百貨店や家電量販店、アパレル店、飲食店、スーパーマーケットなど多店舗を展開するチェーンストア型企業向け市場・競合店調査アプリ&分析ツール「Astro Blaster for Store Comparison(ABSC)」の提供を開始した。

「Astro Blaster for Store Comparison」概要

同ツールは、スマートフォンアプリの調査項目に沿ってデータを入力し、収集したデータをブラウザベースの分析ツールで出力することで、集計や比較分析、蓄積、共有を1つのシステムで網羅することができるもの。

データ入力の際には、スマートフォンのGPS機能を利用し、現在地付近の自店・競合店が自動的に表示される。その中から調査対象の店舗を選択し、品種ごとのプライスライン商品比率や、店頭ディスプレイの写真、その他販売手法・客層に関する詳細コメントなどの記入・登録が可能なほか、営業時間等の基本情報や調査時の天候は自動保存されるという。

スマートフォン画面

また、入力データは、オンタイムでデータベースに登録・共有され、瞬時にグラフとしてブラウザから参照可能。過去の調査データは蓄積されるため、時間軸から見る競合店の変化・傾向も取得できる。

競合店プライスラインのグラフ出力

同ツールの価格は、大規模向けに1契約につき500ライセンスを含むパッケージで500万円~を想定。小規模向けに500ライセンス以下のパッケージも用意する予定だという。