長崎バイオパークでは11月29日より、カピバラの露天風呂に来場者用の「手湯」が登場した。

カピバラと同じお湯で温まれる「手湯」が登場

カピバラの露天風呂に新設備「手湯」が登場

「手湯」は、カピバラの露天風呂で来場者にも温まってもらうための設備。今まで打たせ湯から流れていたお湯を分岐させ、露天風呂背面から側面へ流し、ここに手を入れて温まる。そこからカピバラの露天風呂に流れ込むため、利用者とカピバラが同じお湯で温まれることになる。カピバラの露天風呂は11月29日~2015年3月1日12時~15時の開催を予定しており、この期間中「手湯」も利用可能となる。

長崎バイオパークは物理的には動物との境が少ない動物園だが、カピバラの露天風呂は見る側と見られる側という心理的な境があった。今回の「手湯」はそれを解消する、動物と人間がいっしょに温まれる設備となる。同園では、これからも少しずつ、動物と人間の距離を近づけていく、としている。同園の所在地は、長崎県西海市西彼町中山郷2291-1。