富士通セミコンダクター(FSL)は12月1日、同社が7月31日に公表した半導体事業の再編計画に基づき、自社保有の半導体工場が独立したファウンドリ企業として事業を開始したと発表した。

今回事業を開始したのは三重県桑名市にて保有する300mmウェハ製造ラインを主体とした「三重富士通セミコンダクター」、ならびに福島県会津若松市の150mmウェハ製造ラインを主体とした「会津若松富士通セミコンダクターウェハーソリューション」、同市の200mmウェハ製造ラインを主体とした「会津富士通セミコンダクターマニュファクチャリング」および、これら会津地区の2社を統括する「会津富士通セミコンダクター」。

いずれもFSL子会社で、事業内容としては各ウェハサイズに応じたファウンドリサービスやウェハ試験サービスの提供としている。