お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、30日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)に出演し、今年の紅白出場歌手のラインナップに関して不満を漏らした。

今年の紅白出場歌手について感想を述べた松本人志

大晦日に行われる『第65回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日 19:15~23:45)の出場歌手が26日に発表され、May J.、V6、HKT48、薬師丸ひろ子、SEKAI NO OWARIの計5組が初出場するほか、中島みゆきの12年ぶり2度目の出場が決定。昨年出場した浜崎あゆみ、aiko、DREAMS COME TRUE、コブクロ、ゆずらが出場枠から外れた。

松本は「毎回、『なんで?』っていう人はいますよね。それは絶対にいますよ」と切り出し「パーフェクトだとは思わないでしょ?」と続けるも、発言に困ったゲスト陣は苦笑。それでも「『はっ?』っていうの6人ぐらいおるよね」と疑問を投げかけ、周囲の微妙な反応に「えー! 絶対思うやろ!」と納得がいかない様子だった。

また、「(視聴者は)もっと(出場歌手の選考について)抗議したらいいんですよ」と勧めると、ゲストの武井壮が「国民投票とかにしたらダメなんですかね」と提案。これに松本が「そんなんしたらほとんど落ちるんじゃないの?」と反応すると、司会の東野幸治は「いやいやいや! 人気者ばっかりですよ!」とフォローしていた。

レギュラーを務めている芸能リポーターの井上公造氏は「僕らが若い頃に取材をさせてもらった紅白歌合戦とは明らかに違う。それは何が違うかというとあの頃のヒット曲は国民的ヒット曲だったんですよ。紅白に出たら翌年のギャラが明らかに上がったんです」と解説。「でも、今はそこまでの影響力はないです」と断言した。