アプリックスIPホールディングス(アプリックス)は11月27日、同社のBeaconが、愛知県大府市による社会福祉協議会と地域住民が参加する認知症高齢者徘徊捜索の社会実験の中で、名古屋工業大学の未来医療介護健康情報研究所が開発した認知症高齢者徘徊見守りシステム「さがし愛ネット」の徘徊見守りセンサーとして採用されたことを発表した。

「MyBeacon ペンダント型 MB002 Ac」

徘徊見守りセンサー「MyBeacon ペンダント型 MB002 Ac」は、「さがし愛ネット」と連携し、徘徊者のBeaconが発する信号をその周辺のスマートフォンアプリが検知すると、検知場所の位置情報をクラウドサーバーを通じて徘徊者の家族などに伝えることができる。

認知症徘徊者を捜索する社会実験は、今回が全国初の試みとなり、11月29日には、行政機関と学術機関が連携してアプリックスのBeaconを用いた徘徊捜索模擬訓練が愛知県・大府市内で実施される予定だ。