LIXILはこのほど、「入浴スタイル」に関する意識調査の結果を公表した。

「お風呂が好きですか?」(シャワーも含む)

同調査は、全国の20代から60代の男女を対象に9月9日、インターネット調査で実施。520名のサンプルを得た。

日本人はやっぱり"お風呂好き"

「お風呂が好きかどうか」について尋ねたところ、全体の78.7%が「お風呂が好き」または「どちらかと言えば好き」と回答した。性年代別にみると、男性では50代で84.6%、女性では50代で84.6%、60代で88.5%が「お風呂が好き」と回答。一方、男性40代、女性20代では全体に比べ、やや嫌いな人が多い結果となった。

「お風呂が好きな理由」については、「さっぱりする」(88.8%)がトップとなり、以下、「リラックスできる」(68.2%)、「疲れが取れる」(64.3%)などの理由があげられた。特に女性全体では2割が「美容」をあげた。

「お風呂が好きな理由を教えてください」(いくつでも)

「自身の入浴スタイルを"カラスの行水派"か"長風呂派"か」について尋ねたところ、全体の56.3%が、入浴時間が短いことを表す「カラスの行水派」と回答。「カラスの行水派」の平均入浴時間は、夏で13.7分、冬で18.4分という結果になった。一方、「長風呂派」は43.7%で、平均入浴時間は、夏で26.6分、冬で36.5分となった。

「あなたは、ご自身で"カラスの行水派"だと思いますか? それとも"長風呂派"だと思いますか?」(シャワーも含む)

「"カラスの行水派"に湯船に入る頻度」について尋ねたところ、夏で47.1%、冬では61.8%が毎日湯船に入ると回答。「週5日以上」の回答者と合わせると、夏でも50.2%、冬では69.0%となった。一方、「長風呂派」は、湯船に浸かる頻度も「週5日以上」が夏で62.1%、冬で80.2%と非常に高いことが分かった。

「入浴の頻度を教えて下さい」

「お風呂ですることがあること」について聞いたところ、全体の56%が体を洗うこと以外に何らかの行動をしていることが明らかになった。特に男女とも20代から30代で行なっていることがうかがえた。20代から30代はスマートフォン、ゲームなどを使用、また、特に女性の約半数は、お風呂に美容の効能を期待していることがうかがえる結果となった。

「お風呂ですることがあることについて教えてください」(複数回答可)