総合マーケティング支援を行うネオマーケティングはこのほど、「男性会社員の冬のニオイ」「ニオイに対するOLや妻の意識」についての調査結果を発表した。同調査は10月28日~31日、全国の20代~40代の男性会社員、OL、会社員の妻を対象として実施。各150名、計450名の回答を得た。

男性会社員は季節を問わずクサイ

OLや妻の女性の7割以上が「男性会社員は夏も冬もクサイ」

「男性会社員のニオイが気になる季節」を聞くと、季節差はあまりなく、OLの73.3%、妻の72.0%が、男性会社員は「冬でもニオう」と感じていた。

自分自身の冬のニオイを感じていない男性が多い

また、男性会社員自身も74.7%が「男は冬でもニオう」と感じていた。しかし、「自分自身のニオイが気になる季節」を聞くと、3人に2人が「冬はニオわない」と考えており、自分自身のニオイに無頓着なことがわかった。

冬のニオイ対策は「面倒」「気付いていない」

自身の「ニオイ対策」を聞いたところ、夏は70.0%が行うのに対し、冬は26.0%しか行なっていなかった。

「冬にニオイ対策をしない理由」を聞くと、「冬は汗をあまりかかないから」「そもそもニオイが気にならないから」「冬の衣服は洗濯しづらい・毎日の洗濯に適さないものが多いから」など、自分が臭うとは思っていない、衣服のケアが面倒、などの声が多くあがった。

男性のジャケットやコートをクサイと感じる女性が多い

女性は男性のコートやジャケットなどもクサイと感じている

「ニオイが気になる冬の衣服」を聞いたところ、男性会社員自身は「靴下」(45.3%)、「Yシャツ」(42.7%)、「インナー」(36.0%)の順だったが、OLは男性会社員の「Yシャツ」(49.3%)に続き、「ジャケット」(44.7%)、「コート」(28.7%)など、洗濯しにくい衣服のニオイを特に気にしていた。

「これらのウエアについてどのようなケアをしているか」を、男性会社員本人と妻に聞いたところ、男性会社員はジャケットやコートなどに「消臭スプレーをかける」「なにもしない」がほぼ同率なのに対し、妻は「消臭スプレーをかける」のほか「こまめにクリーニングに出す」「陰干しする」などのケアを行なっていた。

飲み会臭がする男性会社員は「不潔」「だらしない」「自己管理ができない」

「飲み会臭」は当日はもちろん翌日もクサイ

忘・新年会などの宴席が増える季節を前に、「帰宅中の電車で飲み会帰りの人のニオイが気になる」人は約8割(男性会社員84.7%、OL79.3%、会社員の妻88.0%)となった。さらに、朝の電車内でも約7割が「前日飲み会があった人がニオイでわかる」(男性会社員76.0%、OL70.0%、会社員の妻69.3%)と答えた。

また、「飲み会後の男性会社員の衣服のニオイが気になる」OLは71.3%、夫の衣服のニオイが気になる妻は86.7%。飲み会翌日でも、OLの63.3%、妻では73.3%が「衣服のニオイが気になる」と答えた。

「飲み会臭」がする男性は「不潔」「だらしない」

このようなニオイを飲み会の翌朝まで残している男性会社員をどう思うかをOLに聞いたところ、「不潔」(88.7%)、「だらしない」(86.7%)、「自己管理ができない」(86.0%)と否定的な意見が並び、「一緒にいると恥ずかしい」(81.3%)、「好きな人でも冷める・がっかりする」(78.7%)と感じていた。