ディアイティは11月26日、クライアントPCの操作ログを監査証跡として取得するソリューション「Log Audit Tracker」に、サーバーの証跡を取得する「Log Audit Tracker Server Edition」を追加した「Log Audit Tracker 監査ソリューション」を2015年1月1日より販売開始すると発表した。

Log Audit Trackerの構成

「Log Audit Tracker 監査ソリューション」は、クライアント端末の管理を行う「Log Audit Tracker Client Edition」、ファイルサーバーへのアクセスの証跡やActive Directoryの変更証跡を取得する「Log Audit Tracker Server Edition」、取得した情報を一元管理する「Log Audit Tracker Client Edition」の3つが基本パッケージとして構成されている。

Log Audit Trackerの利用イメージ

Log Audit Tracker Server Editionは、複数のクライアント端末がファイルサーバーにアクセスする環境でも、すべてのアクセス証跡を取得する。対応サーバーは、Windows Server、Linux(Samba)、Enterprise NASのEMC VNXシリーズ、VNXeシリーズなど。また、Active Directoryのユーザー変更、ポリシー変更の証跡も取得できる。

レポートサンプル

Report Managerでは、収集されたさまざまな情報をグラフィカルに表示することができ「いつ」「誰が」「何に対して」「何をしたか」を容易に追跡できる。

価格は、初年度ライセンスが36万円となっており、別売りでサポート権を用意する。ディアイティは、一般企業、公共公益団体、自治体、官公庁、教育機関などを中心に、1年間で1万ライセンスの販売を目指す。