東京都交通局と東京メトロは12月1日から、訪日外国人の利用が多く見込まれる地下鉄駅(計143駅)にて、無料Wi-Fiサービスを開始する。2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を見据え、訪日外国人向けサービスとして展開する。

無料Wi-Fiサービスを提供する143駅に掲出するポスター

無料Wi-Fiサービスは1回あたり3時間まで利用でき、回数の制限はない。SSID名は、都営地下鉄が「Toei_Subway_Free_Wi-Fi」、東京メトロは「Metro_Free_Wi-Fi」となる。

あわせて両社局は、NTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)が提供するAndroid/iOS対応アプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」にも参画。これは、NTTBPが無料Wi-Fi環境を提供している日本全国の主要空港、主要駅、観光施設など約9万アクセスポイントを操作ひとつで探索し、エリアに入ると簡単に無料Wi-Fiへ接続できるアプリ。一度アプリの利用登録を行えば、エリアごとのログインが不要となるため、たとえば都営地下鉄・東京メトロ・都営バスを相互に乗り継いだ場合も、手軽な操作で無料Wi-Fiが利用できるようになるという。