JA全農はこのほど、「料理と恋愛に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、恋愛を意識するクリスマスに向け、10月24日~27日に実施。20代~30代の一人暮らしをしている全国の未婚男女各200名、計400名の回答を得た。

女性が(自分で)作れたらいいなと思う料理、和食は8%

女性の作れたらいいと思う料理1位は「カフェごはん」

「作れたらいいなと思う料理」を女性に聞いたところ、1位は「カフェごはん」(38%)、2位は「アジアン・エスニック料理」(27%)、僅差で3位が「燻製・酒の肴おつまみ」(26.5%)となり、見た目もこだわったおしゃれな料理を作りたいと思っている傾向があることが分かった。

男性が女性に作ってもらいたい料理は「和食」が1位

対して、「女性に作ってもらいたい料理」を男性に聞いたところ、約半数が「和食」(48%)と答え、男性の求めているものと、女性がしてあげたいことのギャップが明らかになった。また、女性の5人に1人は「和食を作るのが苦手」であることもわかった。

男性は、恋人には「顔」、結婚相手には「料理上手」を重要視

「料理上手」な女性は結婚相手としての魅力が高い

男性に「恋人に求めるもの」を質問したところ、「性格」「容姿(顔)」「愛情(自分のことが好き)」の順で重視することが分かった。一方、「将来の奥さんに求めるもの」では、「性格」「愛情(自分のことが好き)」「料理上手」の順となり、結婚相手には容姿ではなく「料理上手」を重視していることも分かった。

さらに、「料理上手はポイントアップにつながるか」を聞いたところ、男性の8割が「ポイントアップにつながる」と回答。意中の男性を射止めるには手料理は重要な要素であることがわかった。

おいしい和食を作れる人のイメージは「家庭的」

和食が作れる女性は「家庭的」「料理上手」「女子力が高い」

男性に「おいしい和食を作れる人のイメージ」を聞いたところ、「家庭的」が約8割、「料理上手」が半数以上となった。また、1人暮らしの男女の4人に3人が、「普段から頻度高く好んで食べる主食」はお米と回答。パンは9.5%、パスタは6.8%となり、圧倒的にお米を好んで食べていることが分かった。

クリスマスの恋人との食事、男性は「お家派」が多数

男性に「理想の恋人とのクリスマスの食事スタイル」を聞いたところ、「手料理を家で食べる/購入した料理を家で食べる」と回答した「お家派」が、レストランなどで外食すると回答した「外食派」を上回り、今年のクリスマスは、恋人と家でまったり過ごしたいと考えている男性が多いことが分かった。