『ドラゴン・タトゥーの女』『ソーシャル・ネットワーク』のデヴィッド・フィンチャー監督最新作『ゴーン・ガール』(12月12日公開)の日本オリジナル予告と証拠品画像が25日、公開された。

公開された証拠品画像

全米で10月3日に公開を迎えた本作は、フィンチャー監督作品において過去最高のオープニング成績を獲得し、全米1位の大ヒットスタートを記録した。ハリウッド賞レースの幕開けとなるハリウッド・フィルム・アワードでは、作品賞、脚本賞、音響賞の3部門を受賞。アカデミー賞への期待が高まる中、日本でもSNSなどで早く見たいというファンの声が上がり、前夜の特別上映(一部劇場を除く)も決定している。

本作は、妻が突如姿を消した事件の謎を解いていくサイコロジカル・スリラー。妻エイミーは、結婚5周年の記念日に姿を消し、キッチンからは彼女の大量の血痕が発見される。警察は他殺と疾走の両方の可能性を探るが、次第にアリバイが不自然な夫ニックへ疑いの目を向けていく。そして、暴走するメディアによって2人の隠された素性が暴かれ、事件は思いもよらない展開を見せていく。

このたび公開された日本オリジナル予告では、パートナーの知られざる秘密が次々と暴かれていき、新たに、"殺される"と書かれたエイミーに日記や、彼女が銃を探していたという証言が明らかになる。そして、ニックに疑惑の目が向けられるが、彼は「妻を見つけたい」と語る。また、目撃情報を求める看板の[FINDAMAZINGAMY.COM]は、実際にオンラインサイトが作成されているという、完璧主義者の監督ならではの演出も見られる。同時に、燃え残った日記の1ページ、幸せだった頃の写真、下着、カッターという不可解な証拠品の画像も公開された。

なお、監督作『アルゴ』でアカデミー賞作品賞を受賞し、本作では夫ニックを演じるベン・アフレックは、「最も優れた監督の1人だと思うから、デヴィッド・フィンチャーと一緒に組むチャンスは夢のようだった。ゾクゾクしたよ」と監督を絶賛。妻エイミー役のロザムンド・パイクも「俳優としてのキャリアは、フィンチャー以前、フィンチャー以後で演技が分かれると思うの」と、監督作への出演がいかに大きいものだったかを語っている。


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