関西アーバン銀行はこのたび、日本電気(以下NEC)の営業店端末「NAVUTE」(ナビュート)を導入、今後2014年度中を目途に全ての営業拠点156店に約750台を順次展開していくと発表した。

関西アーバン銀行は、新端末の導入にあたり、NECの営業店端末「NAVUTE」を選択し、関西アーバン銀行独自の機能を追加するなど、2社で新端末を共同開発したという。

新端末の導入によって、事務手続き時間の短縮による顧客の利便性の向上や窓口セールスの強化を図り、以下のような、高い品質のサービスを提供するとしている。

1.これまで別々の端末で運用していた入出金などの勘定系システムと顧客情報の照会などの情報系システムを集約・連携し、待たせることなく顧客のニーズに合った商品サービスを提案

2.顧客の来店目的や顧客への案内など、営業担当者が予め登録した内容を、端末画面に自動表示する「店内連絡」機能を新たに開発し、窓口での顧客へのサービス提供力を強化

3.新型スキャナー(デスクスタンドスキャナー)の搭載により、書類のイメージ処理など、事務手続き範囲を拡大し、店頭での手続き時間を大幅に短縮

4.NEC製タブレット端末「LifeTouch」(ライフタッチ)の導入により、管理者は営業店内のいずれの場所でも承認手続きを進めることが可能となり、窓口担当者との円滑な業務連携による迅速な事務手続きを実現

今後も、関西アーバン銀行は、NECと共同で「NAVUTE」を活用して迅速で高品質な店頭サービスの提供に努めていくとしている。