ノーリツはこのほど、11月26日の「いいふろの日」に合わせて「おふろとリラックス、今年の入浴スタイルに対する意識調査」の結果を発表した。同調査は、「CLUB NORITZ(クラブノーリツ)」の会員である全国の全世代男女を対象に、9月19日から22日にかけてWEBアンケートを実施し、1,083件の有効回答を得たもの。

「おふろに入った時に思わず言葉を発してしまったことはありますか?」(全体/男女別)

「おふろに入った時に思わず言葉を発してしまったことはあるか」を聞いたところ、「ある」と回答した人は、48.7%と半数近くに上った。男女別で見ると、女性は60.6%、男性は46.6%と女性の方が14ポイントも高い結果となった。

「具体的にどんな言葉を発してしまったのか」を聞いたところ、「あ~」「はぁ~!」「ふ~っ」といった言葉にならない感嘆詞のようなものが多かった。また、「思いついた!」「やっぱりダメか」などの回答もあり、おふろが考え事をする場所にもなっている様子がうかがえるという。

「あなた、またはご家族がおふろで危ない経験をしたことがありますか? またそれはどなたですか?」

「あなた、またはご家族がおふろで危ない経験をしたことがありますか? またそれはどなたですか?」(年代別)

「自分や家族がおふろで危ない経験をしたことがあるか」を聞いたところ、半数以上の人が「危ないという経験はない」と回答した。一方で、44.0%の人が自分や家族が危険な目にあったことがあるということがわかった。

年代別に見ると、年齢が高い層ほど「自分」が危険な目にあった経験が多い傾向がみられた。また30代~40代では、「小学生以下のこども」の数値が多い結果に。このことから子育て世代はこどもへの注意喚起が必要だということもわかった。

「(おふろでの危ない経験について)それはどのようなことですか?」(おふろで危ない経験をしたことがある人対象)

おふろでの危ない経験をしたことがある人を対象に具体的な内容を聞いたところ、「滑って転んだ」という回答が62.1%と大多数を占めた。中には「意識を失った」「心臓が止まりかけた」など非常に危険な状態になった人が合わせて5.4%に及んだ。

「普段最もストレスと感じることはなんですか?」

「普段最もストレスと感じることはなんですか?」(年代別)

「普段最もストレスを感じること」を聞いたところ、「仕事」が39.5%で一番多い結果となった。年代別に見ると、50代以下の62.7%が「仕事」と答えたのに対し、60代以上では「体調不良」が34.2%でトップだった。なお、60代以上は「ストレスを感じることはない」という回答が28.8%で2番目に入るなど、大きな差が見られた。

男女別に比較すると、男女ともに一番は「仕事」だったが、男性の方が12.6ポイントも高いことがわかった。また、女性は男性よりも「育児」が10.1ポイント、「夫婦関係」が3.1ポイント高い傾向が見られた。

「あなたが今年おふろにゆっくりつかってほしいと思う人は誰ですか?」

今年頑張ったことをたたえて、「ゆっくりおふろにつかってほしい人」を聞いたところ、「家族」(35.1%)がトップに。「家族」と「自分」の回答を合わせると、53.5%と大多数を占めた。一方で有名人の中では、今年テニスで活躍した錦織圭選手に続いて、安倍総理やタモリさんの名があがった。