米Squareは20日(米現地時間)、POSレジアプリ「Squareレジ」のグローバル提供を開始した。Android端末およびiOS端末に対応し、AppStoreまたはGoogle Playから入手できる。料金は無料。

「Squareレジ」は、毎日の売上の管理や分析などが可能なバックオフィスツール。実店舗の据え置き型のレジとしても、屋外のイベント物販などでの簡易レジとしても利用でき、事業者はどこでも場所を選ばず事業運営が行える。

英語、スペイン語、フランス語、日本語の4カ国語と世界の主要130通貨に対応し、売上の記録から商品管理や在庫管理まで、包括的なPOSソリューションをクラウドで提供する。主な機能のうち、Squareデータ機能では、毎日の取引をリアルタイムで管理し、事業と顧客に関する詳細な分析をどこからでも閲覧できる。

デジタルレシート機能では、レシートをEメール、またはSMSで利用者に送付。英語版では、利用者にフィードバックを依頼する機能も付属する。また、レシートプリンターやキッチン用プリンター、キャッシュドロワー、バーコードスキャナーとの接続も行える。

Squareアプリマーケット機能では、Squareレジと連携したサービスを一覧できる。日本では、クラウド会計ソフトの「Freee」や「マネーフォワード」、小売店向け仕入れサイト「スーパーデリバリー」と連携している。