女優の武井咲が、12月2日に放送されるフジテレビ系ドラマ『すべてがFになる』(毎週火曜21:00~21:54)の第7話で、「戦隊ヒロインの女剣士」と「ナース」のコスプレ姿を披露することが20日、明らかになった。

戸惑いの表情を浮かべる西之園萌絵(武井咲)

スーパー理系頭脳を持つ"リケジョ"女子大生の西之園萌絵(武井咲)と、工学部建築学科の准教授・犀川創平(綾野剛)の師弟コンビが、さまざまな難事件に挑む本作。2話完結でストーリーが進行し、7話と8話は全国からフィギュアや模型のマニアが集まる「モデラーズフェス」で事件が発生する。主催者は、萌絵の従兄で有名作家の大御坊(小松和重)。イベントに出演するはずの筒見明日香(山川紗弥)との音信が途絶えたため、萌絵は大御坊から代役をオファーされる。大御坊の説得に根負けし、渋々コスプレスーツを着る萌絵。その後、悲鳴を聞きつけた場所に駆け寄ると、そこには頭部が切断された明日香の死体が横たわっていた。

戦隊ヒロインに扮しての撮影は、「あんな格好をしているのに、シリアスな演技で(倒れている人に駆け寄り)"どうしたんですか? "大丈夫ですか?"とか、"救急車を呼んで下さい!"っていうセリフがあって、そういうミスマッチなところが面白かったです」と新鮮さもあったという武井。共に主演を務める綾野は角を触りながら「いいね!」と絶賛したそうで、「救われました」と胸をなでおろしていた。

写真では物語の設定に合わせてシリアスな表情を浮かべているが、武井は「コスプレは、ちょっとテンション上がりました」。凄惨なシーンもあったが撮影は和やかなムードで行われ、「頭についている角みたいな"これ"(白い頭飾りのようなもの)。いまだにこれが何なのかわからなくて。スタッフの方に聞いてみたら、"通信機器"らしいんですけど、何なんだか、わからないままつけています」とうれしそうに話していた。

今回は女剣士のほかに、看護師に扮して病院に潜入する場面も。フジテレビ系ドラマ『海の上の診療所』(2013年)の戸神眞子役でも看護師役を演じていた武井だが、「違和感はなかったですけど、コスプレのナースなので、いろいろな形の服がある中で、コスプレっぽいナース服を選びました」と前回とは異なる雰囲気になっているようだ。放送を前に、視聴者に向けて「萌絵ちゃんのキャラクターについても明らかになるので、その辺にも注目してほしいです」と呼びかけている。