伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)は11月20日、マレーシアでITシステムの構築・保守を行うグループ会社CTC Global Sdn Bhd(以下、CTCグローバル マレーシア)とともに、障害を未然に防ぐための24時間監視や、システム運用の自動化により、運用業務を効率化する運用・監視サービスCTC Proactive Service(CPS)の提供を11月28日から開始すると発表した。

今回、CTCとCTCグローバル マレーシアは、24時間365日の障害予防のためのシステム監視や自動化技術(RBA:Run Book Automation)を活用し、障害対応を行う運用・監視サービスCTC Proactive Serviceを、海外、ASEAN地域向けに開始する。

リモートアクセスの際の安全な通信や、自社システムの状況をリアルタイムで把握できる管理用ポータルサイトも用意され、障害の対応業務の約60%は定型化することができ、RBAを活用して作業を効率化することで、ユーザー企業は、システム運用コストを最大で30%削減することが可能となっている。

なお、CTCでは、保守サービスを含めたお客様サポートを提供するグループ会社、シーティーシー・テクノロジー内に「リモートオペレーションセンター」(ROC)を設置しており、既に120以上の利用者に24時間365日の運用・監視サービスを提供している。

今回、日本のROCと同様のシステム運用機能をマレーシアで構築し、日本国内での保守サービスやROCを活用したサービス提供で得たノウハウをベースにCTC Proactive Serviceの提供を開始する。