ソニーモバイルコミュニケーションズは、10.1インチAndroidタブレット「Xperia Z2 Tablet(Wi-Fiモデル)」の最新ソフトウェアを11月下旬より提供する。ソフトウェアを更新することで、プレイステーション4との連携機能「PS4 リモートプレイ」に対応するようになる。なお、更新後のOSはAndroid 4.4.4となる。

「Xperia Z2 Tablet」

最新のソフトウェアに更新することで、ハイレゾ音源のヘッドフォン出力が可能となり、CDやMP3などの圧縮音源の解像度をハイレゾ相当にアップスケールする同社独自の技術「DSEE HX」にも対応する。また、端末上でプレイステーション4のゲームをプレイできる「PS4リモートプレイ」機能も追加される。

「PS4 リモートプレイ機能」イメージ

更新後は、新たなアプリもプリインストール。撮影する写真に音を加えられる「Sound Photo」、写真撮影中に果物などのアイテムを合成できる「ARファン」などのカメラアプリのほか、日々の活動量を記録できる「Lifelog」、撮影された写真や動画から30秒前後のハイライトムービーを作成する「Movie Creator」などのアプリが利用可能となる。

「ARファン」イメージ

「Sound Photo」イメージ

ホーム画面のデザインも変更される。更新前のホーム画面に設置できるアイコンの数は、横8個×縦7個の最大56個だったが、更新後は横7個×縦5個の最大35個に減っている。ホーム画面の下段に表示されているアイコンは、左右にスワイプして別のホーム画面に切り替えても常に表示されるようになる。「TOPICS」ウィジェットと「Walkman」ウィジェットは、ホーム画面から消え、「お天気」ウィジェットの表示が大きくなっている。

ホーム画面下段のアイコンは固定されるようになった

「TOPICS」、「Walkman」ウィジェットが消え、「お天気」ウィジェットが大きくなった

「Walkman」アプリの仕様も変更。「サウンドエフェクト」の「クリアステレオ」、「Clear Phase」、「xLoud」の設定項目が、ほかの最適化項目に統合されるためになくなり、「DSEE HX」が選択可能となる。

「Walkman」アプリの仕様も変更。「DSEE HX」が追加

そのほか、更新後には「スクリーンミラーリング」のウィジェットが設置できなくなる。ただし、機能自体は存続しており、「Xperia 接続設定」より機能を利用することができる。

「スクリーンミラーリング」ウィジェットが設置できなくなる

さらに、キーボードの仕様も変更され、50音かな順の入力に対応する。

50音かな順入力に対応

(記事提供: AndroWire編集部)