Opera Softwareは、Androidアプリのデータ通信量を圧縮して削除できるアプリ「Opera Max」を日本ユーザー向けに公開した。Google Playよりダウンロードでき、価格は無料。対応OSはAndroid 4.0以降で、Android 5.0にも対応する。

「Opera Max」イメージ

「Opera Max」は、Android端末上の動画、テキスト、画像を含む、全アプリのデータ通信量を圧縮するアプリ。欧米ではすでに提供されていたが、日本を含む16の国と地域に新たに提供を開始した。

「Opera Max」をダウンロードすると、VPNを用いて端末上の全てのデータ通信はOperaのデータ圧縮クラウドを経由するようになる。これにより、非暗号化通信はOperaのサーバーを経由し最適化されデータ通信量が削減される。同社は、ユーザーが選択しているプランの通信容量を、最大50%拡大できるとしている。ただし、暗号化されたWebサイトとの通信や、HTTPSで接続するアプリの通信は最適化の対象外となる。

また、アプリごとに通信量や削減量表示タイムラインを表示できるため、ユーザーはデータの総量を確認できる。そのほか、指定のアプリをWi-Fi接続のみに限定する設定も可能となっている。

指定したアプリをWi-Fi接続のみに設定することも可能